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福島での医療支援に従事した吉田医師・重信医師が出向報告(2023.4.26)

 広島大学では、福島県立医科大学が帰還住民らへの医療体制提供を目的に設置した「ふたば救急総合医療支援センター」へ3カ月交替で医師派遣を続けています。広島大学病院内に「福島医療支援センター」を設置、医療支援を通じて福島復興に協力しています。2018年4月からは双葉地区に設置された福島県ふたば医療センター附属病院(福島県富岡町)での診療を支援しています。

 2023年1月~3月の福島出向を終えた総合内科・総合診療科の重信友宇也医師(1、2月)と吉田秀平医師(3月)が4月26日、工藤美樹病院長へ報告を行いました。工藤病院長からはねぎらいの言葉が述べられ、2人は福島での医療支援の状況などを報告しました。

 重信医師は「復興は進んでいるところとそうでないところの差が激しい。医療資源がまだまだ足りていないと感じた。生活習慣の乱れが病気につながっているケースも多く、きちんとした管理も必要になる」とし、吉田医師は「洋服店などが野ざらしになっていて衝撃を受けた。作業員は全国から来るようで、地方独特の病気が見つかることもあって驚かされた」と話していました。

ふくしま復興ステーション(復興情報ポータルサイト)
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/

左から工藤病院長、重信医師、吉田医師

左から工藤病院長、重信医師、吉田医師


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