福島での医療支援に従事した松本医師が出向報告(2023.10.05)

 広島大学では、福島県立医科大学が帰還住民らへの医療体制提供を目的に設置した「ふたば救急総合医療支援センター」へ3カ月交替で医師派遣を続けています。広島大学病院内に「福島医療支援センター」を設置、医療支援を通じて福島復興に協力しています。2018年4月からは双葉地区に設置された福島県ふたば医療センター附属病院(福島県富岡町)での診療を支援しています。

 2023年7月~9月の福島出向を終えた呼吸器内科の松本悠医師が服部登教授、藤高一慶医局長とともに10月5日、工藤美樹病院長へ報告を行いました。工藤病院長からはねぎらいの言葉が述べられ、福島での医療支援の状況などを報告しました。
 松本医師は「夏期間で、患者さんは熱中症や新型コロナ感染症が多かった。ふたば医療センター附属病院には福島県立医大からもかわるがわる医師が派遣されており、地域医療は充実した体制。雰囲気も良く充実した時間を過ごせた」と話していました。

ふくしま復興ステーション(復興情報ポータルサイト)
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/

左から服部教授、工藤病院長、松本医師、藤高医局長


up