中村医師が福島出向報告 医療支援に尽力(2024.4.15)

 広島大学は、福島県立医科大学が帰還住民たちへの医療体制提供のために設置した「ふたば救急総合医療支援センター」へ医師派遣を続けています。広島大学病院内に「福島医療支援センター」を設置し、福島復興に協力。2018年4月からは福島県富岡町双葉地区にある県ふたば医療センター附属病院での診療を支援しています。

 2023年10月から6か月間の福島出向を終えた消化器内科の中村岳夫医師が4月15日、岡志郎教授とともに安達伸生病院長に報告に訪れました。中村医師は「センターでは月曜から金曜に勤務し、肺炎や脳梗塞など内科全般、金曜は大学で内視鏡の診療に当たりました。2週間に1度は、大学からセンターまで110キロの距離をヘリコプターで20分ほど飛んで出勤する得難い経験も。中尊寺金色堂(岩手)など東北の観光も楽しかったです」と話しました。安達病院長が苦労をねぎらいました。

ふくしま復興ステーション(復興情報ポータルサイト)
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/

安達病院長(手前)に報告する中村医師

安達病院長(手前)に報告する中村医師

中村医師(中央)をねぎらう安達病院長(右)と岡教授(左)

中村医師(中央)をねぎらう安達病院長(右)と岡教授(左)


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