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中医師が福島出向報告 医療支援に尽力 医学生時代に宮城でボランティアも(2025.4.25)

 福島県での医療支援のため2025年1月に出向した広島大学病院呼吸器内科の中康彦医師が4月25日、服部登教授とともに安達伸生病院長に報告に訪れました。

 中医師は主に病棟で一般内科の診療を担当する一方、ドクターヘリに同乗して、足を骨折した林業従事者の初期治療をしたケースもありました。医学生時代、東日本大震災発生から1年ほどたったころには、宮城県でがれき処理のボランティアにも出向きました。被災地の復興はまだまだで、息の長い支援が必要だと痛感したといいます。「貴重な体験ができました」との報告に、安達病院長は「経験を生かして、これからも頑張って下さい」とねぎらいました。

 広島大学は2016年、大学病院に「福島医療支援センター」を設置。同年10月から福島県立医科大学が帰還住民たちへの医療提供のために開設した「ふたば救急総合医療支援センター」へ医師派遣を続けています。2018年4月からは2次救急医療の拠点として開院した福島県富岡町双葉地区の県ふたば医療センター附属病院での診療を支援し、福島復興に協力しています。

ふくしま復興ステーション(復興情報ポータルサイト)
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/

安達病院長(手前)に報告する中医師(右)

安達病院長(手前)に報告する中医師(右)

中医師(中央)をねぎらう、安達病院長(右)と服部教授(左)

中医師(中央)をねぎらう、安達病院長(右)と服部教授(左)


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