福島県の医療支援のため2025年7月から3か月間の出向を終えた広島大学病院脳神経内科の松原知康助教が11月6日、安達伸生病院長に報告に訪れました。松原助教は自身の専門領域のほか広く内科領域の救急患者にも対応しました。海沿いの地域であり、広島に比べれば涼しい気候でとても過ごしやすかったとのこと。「医療で少しは役に立てたとしたら嬉しく思います。少しずつ復興も進んできており、東北は良いところでした」と振り返りました。安達病院長は「貴重な経験をされました。経験を今後に生かしてください」とねぎらいました。
広島大学は2016年、大学病院に「福島医療支援センター」を設置。同年10月から福島県立医科大学が帰還住民たちへの医療提供のために開設した「ふたば救急総合医療支援センター」へ医師派遣を続けています。2018年4月からは2次救急医療の拠点として開院した福島県富岡町双葉地区の県ふたば医療センター附属病院での診療を支援し、福島復興に協力しています。
ふくしま復興ステーション(復興情報ポータルサイト)
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/
安達病院長(手前)に報告する松原助教
松原助教(右)をねぎらう安達病院長

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