食料生産管理学

研究内容紹介

本研究室では、食料資源の持続的な利用と社会・文化に貢献する食料生産のあり方を社会科学的な視点から探求するため、次の研究を行っています。
1)日本および東アジアにおける農林水産業の生産構造
2)持続的な資源利用と管理
3)人々に豊かな暮らしをもたらす農漁村開発のあり方

これからの時代は、食料危機への対応とともに、多様な農林水産業形態を再評価しながら、人間と自然との共生を取り戻すことが求められています。そのための新たな枠組づくりを考えていく教育・研究を行っています。

地域農業の展開と環境変化の下での維持方策 について研究しています(細野)。

キーワード

食料資源管理,食料生産構造

 

 

(井仁)棚田の灌漑状況を確認

(井仁)棚田の灌漑状況を確認

(豊後高田)カキの養殖業者の漁場を視察

(豊後高田)カキの養殖業者の漁場を視察

最近の業績

細野賢治,(2009)『ミカン産地の形成と展開 -有田ミカンの伝統と革新-』,農林統計出版,全174頁.

細野賢治,(2009)「“有田みかん”にみる農産物地域ブランド化のための主要手法」,pp.76-97,「“博多万能ねぎ”にみる農産物地域ブランド化のための主要手法」,pp.114-123,『実践・農産物地域ブランド化戦略』(藤島廣二・中島寛爾編著),筑波書房.

細野賢治,(2008)「卸売市場における地産地消対策の意義と展開方向-久留米市中央卸売市場を事例として-」,『農政経済研究』,第27集,農業理論研究会,pp.12-23.

太田ひかり・細野賢治・山尾政博,(2012)「都市近郊野菜産地における多様な出荷チャネルと農家の経営戦略との関係-広島市白木町を事例として-」,『農業市場研究』,第82号,日本農業市場学会, pp.37-43.

スタッフ


up