生物資源科学専攻

陸域動物生産学講座

食資源動物の新規機能を開発し、また、食料として安全な動物を効率的かつ持続的に生産するための先端的技術の開発を目的として、分子遺伝学に基づく有用遺伝機能並びに遺伝的多様性の解明と開発、生殖分子機構の解明 とバイオテクノロジーによる新規繁殖技術の開発、栄養生理・制御機構の解明と飼料解析による効率的飼養管理技術の開発、環境生理生態を基礎とする効率的かつ持続可能な生産技術の開発、動物生産の基礎となる生理・生体防御機能とその制御機構の解明等の教育研究を行う。

<教育科目>
家畜育種遺伝学 / 家畜生殖学 / 家畜飼養学 / 家畜管理学 / 家畜生体機構学

 

水圏生物生産学講座

有用水圏生物の効率的増殖・安定供給・持続的利用と環境保全の両立を図るため、その再生産機構の解明、生残戦略・群集生態と環境要因との関係解明、新しい増 養殖・放流技術や遺伝的多様性評価法の開発、感覚・運動などの神経機構から高度な認知機能に至る生体機能の解明、感染症の発生メカニズム解明と予防・診断法の開発並びに物質代謝メカニズムや細胞内情報伝達機能も解明等の教育研究を行う。

<教育科目>
水族生理学 / 水族病理学 / 水族生態学 /水圏資源生物学 / 水族生化学 / 水産増殖学 / 水圏植物学

 

食料資源経済学講座

生物圏における食料生産という人間活動に着目し、食料の生産・流通・消費・廃棄の循環的過程を統合的に捉え、地域の資源と経済、コミュニティ、社会制度などに関する現況把握に基づき、社会経済学的な視点から、環境と調和した持続的な食料生産・流通・消費の社会システムと地域資源管理の在り方についての教育研究を行う。

<教育科目>
食料生産管理学 / 食料市場学

 

瀬戸内圏フィールド科学講座

瀬戸内圏の陸域、海域のフィールドを一体化した対象として、持続的な生物・食料生産システムと効率的な循環型社会の創成を目標とし、家畜と海洋生物の生産および生態を重視したフィールドワークによる現場対応型の教育研究を行う。

<教育科目>
陸域生物圏フィールド科学 / 海域生物圏フィールド科学


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