小児がんの子どもの教育セミナー

 平成29年10月に閣議決定された「第3期がん対策推進基本計画」の中で,小児・AYA(思春期・若年成人)世代のがん患者のサポート体制,特に高校教育の段階での取り組みが遅れている現状に触れ,入院中・療養中の患者に対して,教育現場や地域社会での受け入れ体制整備が求められています。
 そのための施策として,医療従事者及び教育関係者の連携を強化し,両者一体となって療養中の生徒に対する特別支援教育の充実に取り組む必要があります。
 今回,「小児がん患者に対する高校教育」をメイン・テーマとして取り上げ,教育関係者,医療従事者,患者など様々な立場の声を共有することを通して,小児がん患者が治療を受けながら安心して学業を継続できるような教育環境の整備に向けた連携の場とすることを目的としてセミナーを開催します。

開催日時
 平成30年3月17日(土) 13:30~16:50

開催場所
 広島大学医学部 広仁会館 大会議室 (〒734-8551 広島市南区霞一丁目2番3号)

参加対象者
 ・広島県内の小・中・高等学校および,特別支援学校教員,養護教諭等
 ・教育委員会等の教育行政関係者
 ・小児がん医療に携わる医療従事者(医師,相談員等)

プログラム
第1部 -テーマ:小児がん患者の高校教育-
 「広島大学アクセシビリティセンターの関わり」
      広島市立戸山中学校・戸山小学校 前校長
      広島市立古市小学校 初任者研修指導 村田 吉弘 先生

 「広島大学病院の現状」
      広島大学病院 小児科 臨床心理士 井上 雅美 先生

 「小児がん経験者の立場から」

 「日本の現状と課題」
      国立特別支援教育総合研究所 情報・支援部 部長 新平 鎮博 先生

第2部 -パネルディスカッション-
 「小・中・高校教育のあり方を考える」
      小児がん患者に対する教育のあり方ついて,参加者を交えた意見交換を行います

お申し込み
 以下の申込みフォームよりお申し込みください

お問い合わせ先

広島大学病院 医療支援グループ
mail:byo-renkei(AT)office.hiroshima-u.ac.jp ((AT)は半角@に置き換えてください)
tel:082-257-5279,5934
fax:082-257-1720

平成28年度開催「小児がん子どもの教育セミナー」

 わが国では年間2,000〜2,500人(広島県では50〜60人)の子どもが小児がんと診断され,長期の入院治療を余儀なくされています。
 近年,小児がん治療成績は目覚ましく向上し,多くの患者さんががんを克服して,通常の生活を送ることが可能となってきています。
 このような現状から,小児がん患者が安心して学業に励むことができるよう改正がん対策基本法では,「国及び地方公共団体は,小児がんの患者その他のがん患者が必要な教育と適切な治療とのいずれをも継続的かつ円滑に受けることができるよう,必要な環境の整備その他の必要な施策を講ずるものとする」という条文が明記されました。
 小児がん拠点病院として,長期にわたり治療が必要となる小児がん患者の継続的な教育提供体制について,広島県の医療,教育関係者で現状理解と課題解決に向けて考えていきます。

開催日時
 平成29年3月4日(土) 13:00~16:30

開催場所
 広島県医師会館 2階 201会議室 (〒732-0057 広島市東区二葉の里三丁目2番3号)

参加対象者
 ・広島県内の小・中・高等学校長,特別支援学校教員,養護教諭等
 ・教育委員会等の教育行政関係者
 ・小児がん医療に携わる医療従事者(医師,相談員等)

プログラム
第1部 -講演-
 「病弱児(小児がん患者)教育の現状と展望」
      関西学院大学 教育学部 教授 丹羽 登 先生

 「病弱児教育を受ける立場からの現状と課題」
   難病学生患者を支援する会 久保田 一男 様,久保田 鈴美 様

 「NPO法人における病弱児(小児がん患者)教育への取り組み」
   病気の子どもの学習・復学支援 NPO法人ポケットサポート 三好 祐也 様

 「障害者(児)教育への支援」
   広島市立戸山中学校・戸山小学校 校長 村田 吉弘 先生

第2部 -総合討論-
 改正がん対策基本法の基本理念を具現化するための,小児がん患者に対する教育支援のあり方や体制の構築について,参加者を交えた意見交換を行います


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