小児がんの子どもの教育セミナー

2022年度 小児がんの子どもの教育セミナー【要申込】

 今回の教育セミナーでは,「長期入院患者の高校教育を考える~現状・課題と今後の取り組み~」をメイン・テーマとして取り上げ ます。
 教育関係者,医療従事者,患者とその家族など様々な立場からこれまでの取り組みについての意見交換を行い,小児がんをはじめ長期入院を必要とする患者が治療を受けながら安心して学業を継続できるような教育環境のさらなる整備に向けた連携の場とすることを目的として開催します。

開催日時
 2022年8月6日(土) 14:00~16:00

開催方法
 zoom オンライン開催

参加対象者
 ・小・中・高等学校および,特別支援学校の校長,教員,養護教諭等
 ・教育委員会等の教育行政関係者
 ・小児がん医療に携わる医療従事者(医師,相談員等)
 ・患者団体関係者

プログラム
第1部 講演:長期入院患者の高校教育を考える ~現状・課題と今後の取り組み~

 「長期入院中の高校生への教育支援:全国の状況と愛知県での取り組み」
   名古屋医療センター 小児科 医長 前田 尚子 先生

 「広島県における病気療養生徒(高校生)に対する支援について」
   広島県教育委員会事務局 学びの変革推進部長 竹志 幸洋 先生
            
 「広島大学病院での高校教育支援」
   広島大学病院 小児科 公認心理師 井上 雅美 先生

 「長期にわたる入院・療養中の高校生への教育支援を経験して」
   広島県立海田高等学校 国語科 教諭 安部 千賀子 先生

 「島根大学医学部附属病院での高校教育支援~現状と課題~」
   島根大学医学部附属病院 がん患者・家族サポートセンター 医療ソーシャルワーカー 槇原 貴子 先生

 「闘病学生へのエール」
   難病学生患者を支援する会 久保田 一男 様・鈴美 様

第2部 -意見交換会-
 小児・AYA世代のがん患者が,長期入院中においても適切な教育を受けることができる環境を整備するために必要な支援等について,小児がん患者家族や教育関係者,医療従事者などによる意見交換を行います

お申し込み(7月31日(日)締切)
 以下の申込みフォームよりお申し込みください。
 後日、メールにて招待URL等をお送りします。

お問い合わせ先

広島大学病院 医療支援グループ
tel:082-257-5279,5934

2019年度開催「小児がん子どもの教育セミナー」

 平成29年10月に閣議決定された「第3期がん対策推進基本計画」の中で,小児・AYA(思春期・若年成人)世代のがん患者のサポート体制,特に高校教育の段階での取り組みが遅れている現状に触れ,入院中・療養中の患者に対して,教育現場や地域社会での受け入れ体制整備が求められている。そのための施策として,医療従事者及び教育関係者の連携を強化し,両者一体となって療養中の生徒に対する教育支援の充実に取り組む必要があります。
 今回の教育セミナーでは,「長期入院患者の高校教育を考える~この1年間の取り組みをふりかえって~」をメイン・テーマとして取り上げます。
 教育関係者,医療従事者,患者とその家族など様々な立場から、これまでの取り組みについての意見交換を行い、小児がんをはじめ長期入院を必要とする患者が治療を受けながら安心して学業を継続できるような教育環境のさらなる整備に向けた連携の場とすることを目的としてセミナーを開催します。

開催日時
 2019年8月31日(土) 14:00~16:30

開催場所
 広島県医師会館 2階 201会議室 (〒732-0057 広島市東区二葉の里三丁目2番3号)

参加対象者
 ・広島県内外の小・中・高等学校および,特別支援学校教員,養護教諭等
 ・教育委員会等の教育行政関係者
 ・小児がん医療に携わる医療従事者(医師,相談員等)

プログラム
第1部 講演:長期入院患者の高校教育を考える ~この1年間の取り組みをふりかえって~
 
「広島大学病院におけるAYA世代(思春期・若年成人)がん患者の診療」
      広島大学病院 小児科 診療教授 川口 浩史 先生

 「広島大学病院での高校教育支援の取り組み」
      広島大学病院 小児科 公認心理師 井上 雅美 先生

 「学校関係者などからの報告」

第2部 -意見交換会-
 小児・AYA世代のがん患者が,長期入院中においても適切な教育を受けることができるより良い環境を整備するために必要な支援等について,小児がん患者家族や医療従事者,教育関係者などによる意見交換を行います

平成30年度開催「小児がん子どもの教育セミナー」

 平成29年10月に閣議決定された「第3期がん対策推進基本計画」の中で,小児・AYA(思春期・若年成人)世代のがん患者のサポート体制,特に高校教育の段階での取り組みが遅れている現状に触れ,入院中・療養中の患者に対して,教育現場や地域社会での受け入れ体制整備が求められています。
 そのための施策として,医療従事者及び教育関係者の連携を強化し,両者一体となって療養中の生徒に対する教育支援の充実に取り組む必要があります。
 今回,「長期入院患者の高校教育」をメイン・テーマとして取り上げ,教育関係者,医療従事者,患者とその家族など様々な立場の声を共有することを通して,小児がんをはじめ長期入院を必要とする患者が治療を受けながら安心して学業を継続できるような教育環境の整備に向けた連携の場とすることを目的としてセミナーを開催します。

開催日時
 平成30年8月18日(土) 13:30~16:30

開催場所
 広島県医師会館 2階 201会議室 (〒732-0057 広島市東区二葉の里三丁目2番3号)

参加対象者
 ・広島県内の小・中・高等学校および,特別支援学校教員,養護教諭等
 ・教育委員会等の教育行政関係者
 ・小児がん医療に携わる医療従事者(医師,相談員等)

プログラム
第1部 -テーマ:長期入院患者の高校教育を考える-
 「広島大学病院での取り組み」
      広島大学病院 小児科 臨床心理士 井上 雅美 先生

 「難病学生の教育と人権」
      難病学生患者を支援する会 久保田 一男 様、久保田 鈴美 様

第2部 -座談会-
 小児・AYA世代のがん患者が,長期入院中においても適切な教育を受けることができる環境を整備するために必要なサポート等について,小児がん経験者とその家族による座談会を通して,参加者を交えた意見交換をいます

平成29年度開催「小児がん子どもの教育セミナー」

 平成29年10月に閣議決定された「第3期がん対策推進基本計画」の中で,小児・AYA(思春期・若年成人)世代のがん患者のサポート体制,特に高校教育の段階での取り組みが遅れている現状に触れ,入院中・療養中の患者に対して,教育現場や地域社会での受け入れ体制整備が求められています。
 そのための施策として,医療従事者及び教育関係者の連携を強化し,両者一体となって療養中の生徒に対する特別支援教育の充実に取り組む必要があります。
 今回,「小児がん患者に対する高校教育」をメイン・テーマとして取り上げ,教育関係者,医療従事者,患者など様々な立場の声を共有することを通して,小児がん患者が治療を受けながら安心して学業を継続できるような教育環境の整備に向けた連携の場とすることを目的としてセミナーを開催します。

開催日時
 平成30年3月17日(土) 13:30~16:50

開催場所
 広島大学医学部 広仁会館 大会議室 (〒734-8551 広島市南区霞一丁目2番3号)

参加対象者
 ・広島県内の小・中・高等学校および,特別支援学校教員,養護教諭等
 ・教育委員会等の教育行政関係者
 ・小児がん医療に携わる医療従事者(医師,相談員等)

プログラム
第1部 -テーマ:小児がん患者の高校教育-
 「広島大学アクセシビリティセンターの関わり」
      広島市立戸山中学校・戸山小学校 前校長
      広島市立古市小学校 初任者研修指導 村田 吉弘 先生

 「広島大学病院の現状」
      広島大学病院 小児科 臨床心理士 井上 雅美 先生

 「小児がん経験者の立場から」

 「日本の現状と課題」
      国立特別支援教育総合研究所 情報・支援部 部長 新平 鎮博 先生

第2部 -パネルディスカッション-
 「小・中・高校教育のあり方を考える」
      小児がん患者に対する教育のあり方ついて,参加者を交えた意見交換を行います

平成28年度開催「小児がん子どもの教育セミナー」

 わが国では年間2,000〜2,500人(広島県では50〜60人)の子どもが小児がんと診断され,長期の入院治療を余儀なくされています。
 近年,小児がん治療成績は目覚ましく向上し,多くの患者さんががんを克服して,通常の生活を送ることが可能となってきています。
 このような現状から,小児がん患者が安心して学業に励むことができるよう改正がん対策基本法では,「国及び地方公共団体は,小児がんの患者その他のがん患者が必要な教育と適切な治療とのいずれをも継続的かつ円滑に受けることができるよう,必要な環境の整備その他の必要な施策を講ずるものとする」という条文が明記されました。
 小児がん拠点病院として,長期にわたり治療が必要となる小児がん患者の継続的な教育提供体制について,広島県の医療,教育関係者で現状理解と課題解決に向けて考えていきます。

開催日時
 平成29年3月4日(土) 13:00~16:30

開催場所
 広島県医師会館 2階 201会議室 (〒732-0057 広島市東区二葉の里三丁目2番3号)

参加対象者
 ・広島県内の小・中・高等学校長,特別支援学校教員,養護教諭等
 ・教育委員会等の教育行政関係者
 ・小児がん医療に携わる医療従事者(医師,相談員等)

プログラム
第1部 -講演-
 「病弱児(小児がん患者)教育の現状と展望」
      関西学院大学 教育学部 教授 丹羽 登 先生

 「病弱児教育を受ける立場からの現状と課題」
   難病学生患者を支援する会 久保田 一男 様,久保田 鈴美 様

 「NPO法人における病弱児(小児がん患者)教育への取り組み」
   病気の子どもの学習・復学支援 NPO法人ポケットサポート 三好 祐也 様

 「障害者(児)教育への支援」
   広島市立戸山中学校・戸山小学校 校長 村田 吉弘 先生

第2部 -総合討論-
 改正がん対策基本法の基本理念を具現化するための,小児がん患者に対する教育支援のあり方や体制の構築について,参加者を交えた意見交換を行います


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