東広島市との共同研究で豪雨災害を踏まえた防災教育用教材と手法を開発しました

防災・減災研究センターでは、東広島市と共同研究により、令和元年度研究課題「豪雨災害を踏まえた防災教育用教材及び教育手法の開発」に取り組みました。共同研究の成果をご紹介します。

1)平成30年豪雨の被災写真と撮影位置を示した地図の作成

東広島市などが撮影した約18,000枚の豪雨被害の写真の撮影位置を特定して作成しました。土石流分布図と被災写真の学校別マップを作成しました。

2)東広島市防災教育ビデオ「のん太と学ぶ身近な災害」の作成

市内の水害の歴史や土石流の特徴や、公助・共助・自助を内容とする15分のビデオです。市内の小・中学校に配布し、来年度から活用される予定です。

3)住民自治組織との協働による新たな防災マップ作成手法の開発

高屋東小学校区で豪雨災害の被災経験を活かした防災マップを作成しました。

今後、これらの研究成果を活用し、地域住民の早期かつ適切な避難行動に必要な高い防災意識と正しい知識の習得に繋げていきます。

平成30年豪雨の被災写真と撮影位置を示した地図

住民自治組織との協働による新たな防災マップ

お問い合わせ先

防災・減災研究センター
hrrc@hiroshima-u.ac.jp


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