研究分野、研究テーマ
国際政治経済学、経済・貿易交渉、対外政策決定過程
経歴
2011年3月、京都大学大学院法学研究科(法政理論専攻)博士後期課程、研究指導認定退学。2011年9月、京都大学博士(法学)。
学部の教育内容
学部では、「国際政治経済学」と「国際政経特講」を担当しています。「国際政治経済学」では、リアリズムやリベラリズムのような国際政治学全体にかかわる理論との関係から国際政治経済の理論を見直し、議論します。「国際政経特講」では、貿易や金融のような個別の領域に対応した歴史と理論を検討します。
大学院の教育内容
大学院では、「国際政治経済論」を担当しています。国際政治経済に関する基本文献を読んで知識を深めた上で、参加者の興味に応じて様々な国際政治経済問題に関する研究書を輪読していきます。
最近の研究について
これまで主に日米間の経済・貿易交渉やWTO(世界貿易機関)における交渉を研究してきました。最近では、TPP(環太平洋パートナーシップ)交渉とアジア太平洋における安全保障の関係に関心があります。また、今後の研究課題として、日本における対外政策決定過程の変容を理論化することを検討しています。