准教授 小林 悠太(KOBAYASHI Yuta)

研究分野、研究テーマ

行政学(行政組織論、行政管理論、行政理論)、公共政策学(政策調整論、政策統合論)

経歴

2012年九州大学法学部卒業、2018年大阪大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(法学)。2020-2021年広島大学人間社会科学研究科助教、2022-2023年東海大学政治経済学部特任講師を経て、2024年より現職。

学部の教育内容

担当科目は「行政学」と「政策システム論」です。「行政学」では、19世紀末から現在までの行政学説史を概観した上で、行政組織論及び人事行政論(公務員)の観点を中心に日本行政を説明します。「政策システム論」では、公共政策を成り立たせるシステムを理解すべく、公共政策の理論、地方自治論、法案策定過程、予算編成などの論点を概観しながら現代社会の問題解決について考えていきます。

大学院の教育内容

大学院演習では、主として英語論文を中心に行政学の研究動向を検討するほか、受講生の希望に応じて質的研究方法論の動向などを検討しています。

最近の研究について

個人で取り組むテーマは、政策調整に関する行政組織の研究です。公共部門の縦割りは分業を考える上で必要ですが、時に分野横断的課題を解決する足枷にもなりえます。そうした縦割りを超えるための手法について、分析を進めています。また共同研究として、最近は公務員の人事異動・昇進・技能形成などに関する研究などについても着手しています。


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