研究分野、研究テーマ
国際法学:
(研究アプローチ)実定法の解釈論、理論と実務の融合ないし結節点の模索
(主なトピック)難民保護、国際人権保障、法整備支援国際協力、安全保障
(現在の関心事)軍事的必要性と人道主義の規範的交錯のメカニズム
経歴
2005年に博士号取得(学術、名古屋大学)後、東京大学大学院総合文化研究科リサーチフェロー、特任講師、特任准教授を経て、2015〜2018年モンゴル国立大学法学部講師(名古屋大学より派遣)、2018〜2026年航空自衛隊幹部自衛官を経て現職。その間、大学非常勤講師、UNHCR高等教育プログラム選考委員、法務省難民審査参与員、東京大学寄附講座(法学館)事務局長、NPO法人・人間の安全保障フォーラム常務理事等を歴任。
学部の教育内容
国際法2(昼間・夜間): 国際社会の規範としての国際法の性質と体系的特徴を学びます。各種国家実行を手掛かりに実定法の法解釈論の手法と社会的機能を考察します。
大学院の講義内容
国際法演習: 教員からの代表的な各種体系書の紹介と概観を通じ、国際法学の基礎的な読解力を身につけた上で、受講生の問題意識に沿った専門書または研究論文の精読と批判的考察を行います。
最近の研究について
キャリア採用幹部自衛官としての実務戦略研究の経験を前提に、平和研究のアプローチとして、安全保障実務の知見と学術研究の融合を模索してきました。戦略研究(Strategic Studies)の古典理解の追求と、伝統的な国際法学の知見からエッセンスを見極める試みを続けています。最近の具体的取り組みとして、国際法上の自衛権行使の要件論の批判的検討を元に、新領域での戦いを想定した法戦(lawfare)を武力紛争法(LOAC)を専門とする国際法学者や現役自衛官研究者らと共に論じています(日本防衛学会2026年度研究大会での共同報告及び学会誌への寄稿)。
本来の専門である人間の安全保障(Human Security)の文脈から、難民保護の国際法について近事の議論の展開を踏まえた研究論文を執筆しています。

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