広島大学は外務省から委託を受け、平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業を実施しています。この事業は、国際社会のさまざまな課題に取り組み、平和や開発の現場で力を発揮できる人材を育てることを目的としています。

本事業の「プライマリー・コース」は、将来、国連や国際機関で働きたいという方にとって、最初の一歩を踏み出すための貴重な機会です。約20名の研修員（日本、アジア、中東、アフリカ出身）が国際感覚や協働する力を養いながら、平和構築・開発の現場で活躍するために必要な実践的知識や技術を習得します。

約４週間の国内研修後、日本人研修員は国連ボランティアとして、約1年間海外の国際機関で実務経験を積みます。『国際協力キャリアガイド2026』（pp.32–33）では、現在国連ボランティアとして勤務中の修了生によるＱ＆Ａも含み、本コースを詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。

『国際協力キャリアガイド2026年』（pp.32–33）
発行：国際開発ジャーナル社
詳細：https://idj.co.jp/store/archives/622