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最新の研究成果プレスリリース

脊椎動物の光を感じる超分子の形成機序を解明
脊椎動物の光を感じる超分子の形成機序を解明 ~生体膜研究の未知の領域への手がかり~
  • 動物の目で光を実際に感知するロドプシンは、網膜内の円板膜で列状超分子を形成しています。その機序を実験系研究者と数理科学系研究者が共同で解明しました。
  • 円板膜のコレステロールと飽和脂質に富むラフト領域がロドプシンを繋ぐ「糊」の役を担い、ロドプシン列状超分子を形成・維持していることを見出しました。
キラル磁性体中に配向性をもった新しいナノ磁気渦構造と特殊な磁化ダイナミクスを発見 ~ 磁性体中の“バドミントンシャトル”~
  • キラル磁性体中に現れる新しいナノ磁気渦構造(非対称スカーミオン)とその特殊なダイナミクスを解明
  • 非対称スカーミオンに対するバドミントンシャトルのような磁気渦の回転運動の発見
  • 新しい多ビットスピントロニクス素子や、その電流制御への可能性
患者の病態解明に有用なSTAT1-GOF 変異導入マウスを新規に樹立
患者の病態解明に有用なSTAT1-GOF 変異導入マウスを新規に樹立 ~先天性免疫異常の新たな治療法開発に道を開く~
  • STAT1遺伝子の機能が過剰になる遺伝子変異(GOF変異)は、先天的な免疫の病気である慢性皮膚粘膜カンジダ症(CMCD)を引き起こします。本症患者の一部は重篤な症状を呈しますが、疾患特異的な治療法がなく、病態に基づいた安全かつ効果的な治療法の開発が求められています。
  • 本症の病態を解明するために、今までに患者で報告されているSTAT1-GOF変異の一つであるR274Q変異に相当する遺伝子変異を導入したマウス(GOF-Stat1R274Qマウス)を作製しました。
  • GOF-Stat1R274Qマウスは、STAT1のリン酸化亢進、Th17細胞減少およびIL17産生低下、C. albicansの排除障害を示し、患者と同様の特徴を持つと考えられました。作製した変異導入マウスを用いた今後の研究により、本症患者の病態、治療法の開発が期待されます。
宇宙で最も明るい爆発現象の謎が明らかに
宇宙で最も明るい爆発現象の謎が明らかに ―超高輝度超新星「SN2006gy」の正体はIa型超新星だった―
  • 非常に明るい超高輝度超新星SN2006gyの多くの観測データを矛盾なく説明できる理論モデルを初めて提案しました。
  • 従来提案されてきた大質量星の爆発ではなく、白色矮星の爆発であるIa型超新星が引き起こした爆発であると結論づけました。
  • 超新星に至る恒星進化過程における、連星の激しい衝突・合体を理解する鍵になると考えられます。
基板に吸着するだけで、100兆個以上の分子の「形状」が一斉に変化 −世界初、有機半導体の電子状態を物理吸着で制御することに成功–
  • 近年、有機半導体を基板上に印刷することで、超薄膜を製造することが可能になりました。この超薄膜中では、1cm2あたりに100兆個以上の分子が自ら集合することで、高品質の単結晶が形成されます。
  • 今回、有機半導体単結晶の基板界面の分子の形状を0.1ナノメートルの精度で決定することに成功し、基板に物理吸着するだけで100兆個以上におよぶ全ての分子の形状が同じように変化することを明らかにしました。
  • 超薄膜の厚さを制御することで、物理吸着による分子形状の変化が抑制され、電子の動き易さが40%以上向上することも明らかとなりました。

本学への取材について

本学への取材については、以下の連絡先までご相談ください。

広島大学広報グループ

E-mail:koho@office.hiroshima-u.ac.jp
TEL:082-424-3701 / FAX:082-424-6040
〒739-8511 東広島市鏡山1-3-2


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