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最新の研究成果プレスリリース

骨に貯蔵されるマイクロRNAが介在する骨代謝制御機構を解明 ~骨関連疾患の新規治療標的として期待~
  • 骨芽細胞のマイクロRNA(miRNA)が細胞外小胞(基質小胞)によって選択的に骨基質に運搬され、貯蔵されることを発見しました。
  • 骨基質に貯蔵されるmiRNA-125b(miR-125b)が介在する骨芽細胞と破骨細胞の新しい細胞間コミュニケーション機構を解明しました。
  • 上記miR-125bの経路を利用した骨関連疾患治療の可能性が示唆されました。
蕁麻疹でみられる発疹の症状を数理モデルで再現
蕁麻疹でみられる発疹の症状を数理モデルで再現 ~新たな治療法確立の可能性~
  • 蕁麻疹はよくある皮膚疾患で、様々な形や大きさの発疹(膨疹)が現れますが、それらがなぜ、どのようにしてその形で現れるか分っていませんでした。
  • 本研究では、反応拡散モデルと呼ばれる数学的な方程式を基に、膨疹形成の数理モデルを構築することに成功しました。
  • 数理モデルによる分析から、臨床的に観察される膨疹には、従来考えられてきたヒスタミンの作用とそれに対する抑制性の作用の二つの機序が関与することが予測されます。
  • 今後、数理モデルから予測される抑制系に関わる分子や機序が生物学的手法により分子レベルで同定され、蕁麻疹の病態理解が進み、膨疹の形態分析に基づく新たな病型分類や治療法の確立につながることが期待されます。
塗布型有機薄膜太陽電池の高効率化技術の開発に成功
塗布型有機薄膜太陽電池の高効率化技術の開発に成功 ~低コストで環境にも優しい次世代太陽電池の実用化に一歩~
  • フッ素原子を持つ新しい半導体ポリマーの開発により、塗布型有機薄膜太陽電池(OPV)の高効率化に成功
  • フッ素の導入位置が半導体ポリマーの性質や太陽電池性能に及ぼす影響を解明
衛星画像データ等から土石流による崩壊土砂量を簡便かつ短時間に推定する方法を開発 ~2014年広島市土砂災害や2018年西日本豪雨災害による観測データの分析~
  • 2018年西日本豪雨災害や2014年広島市土砂災害における広島県での土石流発生箇所を計測した航空レーザ測量データの分析から、土石流による浸食深さの特徴を明らかにしました。
  • 衛星画像データ等から検出される崩壊範囲と浸食深さを掛け合わせることで、土石流による崩壊土砂量を簡便に推定する方法を開発しました。
  • 将来、広域・大規模な土砂災害が発生した際、本手法を適用することにより短時間で崩壊土砂量やその分布を推定することが可能となり、迅速かつ適切な災害対応に役立つと期待されます。
結核に有効な抗生物質D-サイクロセリンの生合成に関与する酵素の立体構造と触媒機構の解明に成功

環状構造を持つD-サイクロセリン(D-CS)は、肺への移行性が高いことと、既存の抗生物質に耐性を示す結核菌に有効であることから、結核の二次選択薬として使用されています。

今回の研究成果として、D-CSの生合成に関与するDcsG酵素の立体構造決定に成功するとともに、その立体構造に基づいて、ATP存在下で基質を環状化する酵素の触媒機構を明らかにすることができました。

本研究成果からは、以下の応用が考えられます。

  1. 環状構造を持つペプチドはエキソ型ペプチド分解酵素から保護されることから、DcsGは分解されにくい生理活性ペプチドの合成に使用できる可能性があります。
  2. DcsGの反応機構を応用し、蛍光剤をタンパク質に付加することが期待できます。

本学への取材について

本学への取材については、以下の連絡先までご相談ください。

広島大学広報グループ

E-mail:koho@office.hiroshima-u.ac.jp
TEL:082-424-3701 / FAX:082-424-6040
〒739-8511 東広島市鏡山1-3-2


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