アイデンティティ

学章

学章は、清新な生命とフェニックスの葉を図案化したものです。学内公募で選ばれた工学部の学生の作品に若干の修正が加えられ、昭和31年に制定されました。
エジプト神話に出てくる霊鳥フェニックスが、500年生きるとその巣に火をつけ、自分の身を焼き灰の中から新たな生命をもって蘇るといわれる不死鳥であることになぞらえ、原子爆弾で廃虚となった広島市に新たに生まれた本学を象徴しました。

広島大学歌

 大学歌は、昭和32年に制定されました。歌詞は、学内公募で選ばれた文学部の学生山中有人(すみと)氏の作品に修正を加えたもので、作曲は元NHK交響楽団指揮者で教授の高田信一氏が所属する教育学部福山分校音楽科が担当しました。
歌詞は、簡素で格調の高い文語体で書かれており、第一節が「光あり」、第二節が「流れあり」、第三節が「緑あり」で唱い始められています。それぞれ「真 (まこと)をぞきわめん望みなり」、「善きをこそ努めん集いなり」、「美(は)しきもの求めん願いなり」で結ばれて、ここに学ぶものの真・善・美を追求する不撓(ふとう)の意欲が表明されています。

広島大学旗

 大学旗は、原爆の焼跡から更生する清新な生命を代表する色として緑色が採用され、緑の色地の中央に学章を配しています。昭和35年に制定されました。

フェニックスマーク・マスコットキャラクター「ひろティー®」

フェニックスマークとマスコットキャラクターの画像

令和2年(2020年)、構成員の連帯感を高め、広島大学の魅力や情報の発信力を強化するため「フェニックスマーク」(上)と「マスコットキャラクター『ひろティー』」(下)が制定されました。マークおよびキャラクターデザインは、学生と教職員がインターネット投票により選定、マスコットキャラクターの名称についても学内公募を行いました。

「フェニックスマーク」は、広島大学のシンボルである「フェニックス」をモチーフにしています。フェニックスの葉が幾多の困難を乗り越え大きく育ち、不死鳥フェニックスのようにたくましく大空へ羽ばたいていく姿を学生に重ね合わせてデザインしました。「マスコットキャラクター『ひろティー®』」は、フェニックスマークに親しみをもたせるため、フェニックスをキャラクター化したものです。詳細はこちらをご覧ください。

規則等


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