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2026年7月2日、広島大学の金子慎治理事・副学長(グローバル化担当)は、モンゴル科学技術大学(Mongolian University of Science and Technology:MUST)を表敬訪問し、トゥムルプレブ・ナムナン学長、バドマーニャンブー・ランジル副学長(開発政策・デジタルトランスフォーメーション担当)をはじめとする大学幹部と会談しました。
MUSTは、工学、情報科学、建築、資源・エネルギーなどの分野でモンゴルの理工系教育を牽引する中核的な大学です。広島大学とは大学間協定を締結しており、モンゴル国大統領奨学金プログラム「ILGEELT-2100」の実施においても重要なパートナーとなっています。
会談では、両大学の教育・研究の特色や国際化の取組を紹介するとともに、理工系分野を中心とした共同研究や学生・研究者交流など、今後の連携の方向性について協議しました。また、モンゴルの産業発展を支える高度理工系人材の育成に向け、両大学がそれぞれの強みを生かした協力を進めていくことを確認しました。
また、ILGEELT-2100の第1期生として、広島大学が2026年7月から受け入れている22人の学生についても意見交換を行いました。学生は来日前にMUSTで日本語教育を受けており、金子理事は、日本での学修に向けて質の高い日本語教育ときめ細かな支援を行ったMUSTの教職員に謝意を表しました。あわせて、モンゴル全土から選抜された学生が広島大学での学びを通じて知識と経験を深め、将来モンゴルの発展に貢献できるよう、両大学が引き続き緊密に連携して支援していくことを確認しました。
今回の訪問は、モンゴル政府および主要大学との一連の協議の一環として実施され、広島大学とモンゴルとの学術交流をさらに発展させる重要な機会となりました。広島大学は今後も、MUSTとの長年にわたる協力関係を基盤として、教育・研究交流や高度理工系人材の育成を一層推進するとともに、国際的なパートナーシップを深化させ、日本とモンゴルの持続的な発展に貢献していきます。
モンゴル国大統領奨学金プログラム「ILGEELT-2100」
モンゴル大統領府が実施する4年9か月間の奨学金制度であり、世界の一流大学への留学支援を目的として、優秀な高校卒業生を海外大学へ派遣するものです。これまでに756人以上が18か国の大学へ進学しており、2024~2025年度には315人がモンゴル国立大学及びMUSTの準備課程で学んでいます。また、2023年度の参加者の86%が工学・技術分野へ進学しており、モンゴルの将来を担う高度理工系人材の育成を目的とした国家的取組です。また、学生は卒業後、モンゴルへ帰国し、同国の長期開発政策「ビジョン2050」に基づき、5年間モンゴル国内で勤務することが義務付けられています。
広島大学グローバル化戦略グループ

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