広島大学は、学術的な蓄積や教員・学生の力を活かし、地域課題の解決と地域活性化に貢献する事業「地域の元気応援プロジェクト」を2019年度に開始しました。
本プロジェクトでは毎年、地域社会や地域経済の維持・活性化など多様な課題について、地域団体から広島大学へ提案をいただき、それをもとに調査・研究や実践活動に取り組んでいます。2025年度には12件のプロジェクトが進行中であり、詳細はページ下部のリンクからご覧いただけます。

2025年度に採択された「くらす×つながる！Hiroshima「街」プロジェクト」では、広島県における課題（人口流出、少子高齢化による空き家問題など）の解決法を留学生を含めた学生や地域の人と話し合い、その地域の魅力を再確認するとともに若者にとっての「暮らしたい・働きたい・関わり続けたいまち」を知り、地域の価値を一緒に再構築していくことを目的とし活動しています。

7 月28 日に株式会社良和ハウス本社にてキックオフミーティングを行いました。
広島大学からは5人、良和ハウスからは4人参加し、自己紹介をはじめ本プロジェクトの趣旨や今後の成果の活用法についてを共有しました。

8月29日第2回ミーティング(別名称　2nd multicultural undersatnding workshop 第2回多文化理解ワークショップ）を行いました。
広島大学学生側から多文化共生や、文化の違いにより心理的に起こりうる状況などについての説明を行い、良和ハウス側からは、広島県の外国籍住民に関して、近年の傾向や、外国人との共生が進みつつある地区の紹介などを行いました。
今後のスケジュールについても話し合い、次回は9月30日(火)に、広島市でフィールドワークを行う予定です。

【2025年度地域の元気応援プロジェクト　採択プロジェクト一覧】
https://www.hiroshima-u.ac.jp/iagcc/project2025