平成２４年９月５日

第19回広島大学心理臨床セミナー開催のお知らせ
「子どものうつと不安へのエビデンスベイストアプローチ」
 

「子どものうつと不安」の治療や心理的問題の実証研究について、国内外で活躍されている講師によるセミナーを下記のとおり開催します。
近年、抑うつや不安といった症状で苦しむ児童・生徒が一般に認識されているよりもずっと多いことが報告されています。また、不登校など思春期の不適応の陰に、抑うつや不安が隠れている場合があることも分かってきました。これらの症状には、決して一時的なものではなく、適切な治療や支援がなされないことによって、大人になって再発、増悪したり、他の精神疾患を合併してしまうものも多いことも明らかになっています。
本セミナーでは、子どもの抑うつと不安について我が国における第一人者である北海道大学大学院の傳田健三先生、国内外で子どもの心理的問題についての実証的研究と実践を行っておられる、関西大学の佐藤寛先生、同志社大学の石川信一先生それぞれに、子どもの不安、抑うつについての心理学的理解や科学的根拠に基づいた心理的介入方法についてお話し頂きます。是非ご参加下さい。

記

【日 時】 平成24年10月27日（土）13時30分～18時30分
【場 所】 広島大学 霞キャンパス 臨床講義棟（広島市南区1-2-3）
【内 容】  講演１ 「子どものうつと不安の診断と治療の最前線」
北海道大学大学院 保健科学研究院 教授 傳田 健三

講演２ 「子どものうつに対する心理的介入について」
関西大学 社会学部 准教授 佐藤 寛

講演３ 「子どもの不安に対する心理的介入について」
同志社大学 心理学部 准教授 石川 信一
【対象者】 県内の臨床心理士、教員、医師、看護師、保健師、精神保健福祉士、専門機関の方、大学院生ほか
【定 員】 200人（定員になり次第締め切ります）
【参加費】  無料（事前申込制）
【申込方法】 9月30日までにFAX.、ハガキ、メールのいずれかにて(1)「第19回広大セミナー参加希望」(2)お名前(3)ご所属(4)連絡先（メールアドレス、住所等）(5)臨床心理士資格の有無、をご記入の上、下記お問い合わせ先までお申し込みください。
【主 催】 広島大学大学院教育学研究科附属心理臨床教育研究センター