2024年５月15日、今年度の第９回「世界に羽ばたく。教養の力」を実施しました。第９回は、脳科学者として活躍する茂木健一郎氏が工学部の学生約460名を対象に講演を行いました。

今回の講演では、自身の多様な経験や活動を振り返りながら、知らないことをシェアする勇気を持ち、フラットに互いの経験を共有・交換し、元来日本が周りと力を合わせて何かをやり遂げることを得意としていたように、チームプレイを大切にしてほしいと語られました。さらに様々な経験を積み重ね、それを整理することが未来を形作る上で重要であるとのメッセージをいただきました。

また、質疑応答の中では、越智学長も登壇され、学生との意見交換が活発に行われました。学生は熱気とユーモア溢れる講演に耳を傾けました。

学生からは、「大学生活の中で様々なことに挑戦し、将来の選択肢を増やしたいと思った」「知識を詰め込むのではなく、実際に考えたり行動したりしていくことが、高校と大学の大きな違いだと感じた」という声が聞かれ、有意義な時間を過ごしたことがうかがえました。

講演終了後には、越智学長が茂木氏に「特別招聘教授」の称号を授与しました。