第5回(平成18年度)学長表彰

※学外・学内50音順

社会活動…2名

○広島県物理教育研究推進会代表 西川 恭治殿
・表彰の該当基準……要項第2の第1号(社会活動)
広島県内の高校及び本学等の教員等を対象とした物理教育の改善を目指す研究活動を支援するとともに、小・中学校の教諭等も参加して行うユニークな理科教育方法研究の場を提供し、教育改善事例の情報共有・相互評価などを通じて「理科離れ社会」の克服に貢献する活動を行っていること。

○中本 真樹殿(医歯薬学総合研究科等学生支援グループ員)
・表彰の該当基準……要項第2の第1号(社会活動)
広島平和記念資料館に来館された方への解説や、平和公園内慰霊碑の説明を行うボランティア活動を通じて、特に原爆を知らない若者たちへ「平和」・「ヒロシマ」を伝え、その活動がテレビのドキュメンタリー番組として取り上げられたこと。

教育研究活動…3名

○井内 太郎殿(大学院文学研究科教授)
・表彰の該当基準……要項第2の第2号(教育研究活動)
教育活動における種々の創意・工夫や、意欲あふれる授業を行うことにより、優れた人材育成に貢献されるとともに、学生からも授業について極めて高く評価されたこと。

○加藤 幸夫殿(大学院医歯薬学総合研究科教授)
・表彰の該当基準……要項第2の第2号(教育研究活動)
生化学及び口腔生化学の分野で卓越した研究業績をあげ、間葉系幹細胞を医学から医療、そして産業へと応用する研究を精力的に展開するとともに、その世界的にも優れた研究成果を基盤として産学官連携を積極的に推進し地域社会に貢献していること。

○小林 秀之殿(大学院教育学研究科助教授)
・表彰の該当基準……要項第2の第2号(教育研究活動)
就学前段階や義務教育段階の視覚障害幼児・児童・生徒に対して、早期からの発達指導や視覚補助具の活用指導、点字指導などの活動を継続的に行い、また視覚補助具や教材、発達診断基準を独自に開発するとともに、教育相談事業にも関与し、教育関係者や保護者から絶大な信頼を得ていること。

教育研究活動及び医療活動…1名

○越智 光夫殿(大学院医歯薬学総合研究科教授)
・表彰の該当基準……要項第2の第2号(教育研究活動)及び第4号(医療活動)
膝関節疾患診療において我が国を代表する医師の一人であり、プロをはじめとするスポーツ選手の治療に取り組み目覚ましい成果をあげるとともに、世界に先駆けtissueengineeredcartilageを開発し臨床応用を行い、本学を軟骨再生の拠点として全国に認知させたこと。

教育研究等支援活動…4名

○東広島商工会議所会頭 岡田 章殿
・表彰の該当基準……要項第2の第5号(教育研究等支援活動)
東広島商工会議所会頭として、東広島天文台完成時に「宇宙・夢フォーラム」を開催するなど、産学官連携事業を積極的に推進されるとともに、商工業間の密接な連携による地域商工業の改善と発展に尽くされ社会福祉の増進を図り、学生・職員の生活面の充実に寄与されていること。

○日野 渉殿(化石コレクション寄託者)
・表彰の該当基準……要項第2の第5号(教育研究等支援活動)
三菱重工業株式会社社員としてブラジルに出張した折りに収集された約300点もの化石コレクションを本学に無償貸与され、それらは学術的・教育的価値が高く、地球に生命が誕生してから現在までの生物進化過程をよく示しており、学生の豊かな感性を育むとともに本学の地域社会貢献に大きく寄与することが期待されること。

○山根 恒弘殿(山根木材株式会社社長)
・表彰の該当基準……要項第2の第5号(教育研究等支援活動)
本学工学部に在学中に有志らと情熱溢れる設立運動によって学生課外活動団体の一つの柱である体育会を結成し、多数の部局別同窓会をまとめた連合同窓会の設立にも尽力され、卒業後も一貫して本学を外から支えていること。

○劉 利民殿(北京市教育委員会主任、広島大学顧問、元首都師範大学書記)
・表彰の該当基準……要項第2の第5号(教育研究等支援活動)
本学初の海外教育研究拠点である「北京研究センター」を、首都師範大学内へ設置するに当たり多大なる支援をされ、また本学顧問として大学運営に御助言いただくとともに、卒業後帰国した中国人留学生の交流事業の充実に寄与されていること。


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