第12回(平成25年度)学長表彰

※順不同。敬称略

【個人 13人】

○大谷 博国 ((株)にしき堂代表取締役社長)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第5号(教育研究等支援活動)
本学北京研究センターの顧問として、「留学生フェア」や「日本語作文スピーチコンテスト」等の支援を通して、同センターの運営支援に尽力いただいているほか、和菓子文化を通しての文化交流にも尽力され、本学の発展および日中の学術文化交流に顕著な貢献をされました。

○榊原 恵子 (東京大学大学院理学系研究科助教(元 広島大学大学院理学研究科特任助教))
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第2号(教育研究活動)
陸上植物の特徴の一つである世代交代の現象に関して、世代交代を制御する因子「KNOX2」をコケ植物で突き止めることに160年ぶりに成功し、その研究成果をScience誌に公表され、国内外において高い評価を得られるなど、本学出身者として、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○西尾 優 (広島大学合唱団常任指揮者)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第3号(課外活動)
本学合唱団の常任指揮者として、50年余の長きに渡り合唱団員の指導にあたるほか、定期演奏会やコンクールにおいて演奏指揮を務めることにより、本学学生の課外活動の推進を通じ、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○井野 明洋 (大学院理学研究科助教)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第2号(教育研究活動)
放射光を用いた世界最高水準の光電子分光実験を行い、超電導転移温度と超電導を担う電子対の強さの間に成立する新しい法則を発見し、その研究成果を英科学誌電子版に公表され、国内外において高い評価を得られるなど、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○浮穴 和義 (大学院総合科学研究科准教授)
○岩越 栄子 (大学院総合科学研究科研究員)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第2号(教育研究活動)
神経ペプチドや抗菌ペプチドなどの新しい生理活性ペプチドの同定と機能解析を精力的に行い、その研究成果を国際誌に公表され高い評価を得られているほか、指導学生やポスドク研究員らが多数の学会賞を受賞するなど、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○内田 隆 (大学院医歯薬保健学研究院教授)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第2号(教育研究活動)
国際歯学コースの設立および日本語・英語併用授業の開始、バイオデンタル教育を踏まえた歯学科・口腔健康科学科合同授業の大幅増加、歯学科における低学年からの臨床実習導入などの大幅なカリキュラム改革並びに入試改革に尽力されるなど、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○岡田 守人 (原爆放射線医科学研究所教授)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第4号(医療活動)
世界最先端の手術手技を独自に開発・発展させ、和文および英文の手術書を著し、トップクラスの診療実績を誇るとともに、国内外から多くの手術見学者を受け入れているほか、海外での講演・手術にも多数招聘され、国内外で高い評価を得られるなど、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○角屋 豊 (大学院先端物質科学研究科教授)
○Hofmann Holger Friedrich (大学院先端物質科学研究科准教授)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第2号(教育研究活動)
量子光学・光物性学の分野において、光波領域の八木宇田アンテナを世界に先駆けて提案・実証し、その成果をNature Photonics誌に公表され、国内外において高い評価を得られるなど、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○古賀 信吉 (大学院教育学研究科教授)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第2号(教育研究活動)
学生の研究指導を通じて、科学の専門的研究を基盤とした科学教育のための教材開発研究に継続的・精力的に取り組み、固体化学反応に関する基礎的研究および化学教育の教材開発研究の両方において国際的に高い評価を得られるなど、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○入戸野 宏 (大学院総合科学研究科准教授)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第2号(教育研究活動)
幼い動物のかわいい写真を見ると集中力が高まることを実験によって示し、PLoS ONE誌に公表されました。日本を代表するポップカルチャーである「かわいい」の謎に迫る研究として国内外で大きく取り上げられるなど、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○八尾 隆生 (大学院文学研究科教授)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第2号(教育研究活動)
専門のベトナム史研究において、精力的な現地調査により史資料を収集し、新しいベトナム史像の構築に取り組むとともに、その実績を活かして、STARTプログラムにおいて、開始当初よりベトナム派遣の担当教員として尽力されるなど、本学の発展に顕著な貢献をされました。
 
【団体 1組】

○広島大学附属幼稚園 木いちごの会・FCの会 (代表 山野 あいみ(木いちごの会会長))
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第5号(教育研究等支援活動)
本学附属幼稚園の「森の幼稚園」としての特徴ある幼児教育・研究を支援するため、施設設備等の整備・環境保全等を中心に、母親のみならず父親も全員が参加する保護者会の活動を展開し、優良PTA文部科学大臣表彰を受賞するなど、本学の発展に顕著な貢献をされました。


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