第13回(平成26年度)学長表彰

※順不同。敬称略

○尾形 幸雄 ((株)中国新聞社顧問)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第5号(教育研究等支援活動)
広島高等学校同窓会会長、広島大学同窓会理事及び広島大学校友会理事として、同窓生相互の親睦を深めるとともに、本学と同窓生をつなぐ交流の場として、会の運営に尽力されており、その積極的な諸活動を通じ、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○桂 彬眞 (広島アルミニウム工業(株)顧問)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第5号(教育研究等支援活動)
広島大学体育会、広島大学体育会同窓会及び広島大学同窓会の設立・活動に尽力されたほか、広島大学校友会において、常任理事、幹事会議長及び検討ワーキンググループ座長を務められ、本学のネットワーク構築を推進されるなど、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○奥山 喜久夫 (大学院工学研究院特任教授)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第2号(教育研究活動)
永年にわたり、微粒子工学に関する教育研究の指導にあたり、多くの優秀な人材を育成されるとともに、多くの企業とナノ粒子材料の合成及び機能化技術のプロジェクト研究を推進し、優れた研究成果を挙げ、ナノテクノロジーの進歩に寄与されるなど、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○川野 徳幸 (平和科学研究センター教授)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第6号(大学改革の推進等)
教養教育改革の柱の一つである「平和科目」の開設準備から積極的に参画され、開設後も教養教育本部平和科目ワーキンググループ座長として、平和科目の内容や成績評価を見直すなど、粉骨砕身して事業にあたり、運営の中心的役割を担うなど、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○小池 透 (大学院医歯薬保健学研究院教授)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第2号(教育研究活動)
企業との共同開発により「亜鉛を利用したリン酸化タンパク質解析法(フォスタグ技術)」を実用化され、その技術は細胞内シグナル伝達機構の解明に加え、癌や心疾患の診断・新薬開発に有用なものとして、300を超える国内外の研究機関で使用されるなど、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○二川 浩樹 (大学院医歯薬保健学研究院教授)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第2号(教育研究活動)
消毒成分を固定化できる抗菌抗ウィルス消毒薬Etakを開発され、その製品が広く活用されるとともに、Etak協議会を立ち上げ、災害時に被災地へEtak製品を届けるシステムを構築されたほか、虫歯菌・歯周病菌等に高い抗菌性を示すL8020乳酸菌を発見するなど、優れた研究成果を挙げ、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○西堀 正英 (大学院生物圏科学研究科准教授)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第2号(教育研究活動)
理数学生育成支援事業のコース担当教員として、高大連携ネットワーク構築のためのアウトリーチ活動に尽力されました。また「ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞」を受賞されたほか、指導した大学院生が多数の学会賞を受賞するなど、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○長谷川 博 (大学院総合科学研究科准教授)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第2号(教育研究活動)
運動時の体温調節機構における脳内神経伝達物質の機能的役割に関する研究成果により、第22回日本運動生理学会大会において最優秀口頭発表賞を受賞されたほか、指導する大学院生が国際学会において賞を受賞するなど、研究及び教育活動の両面において、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○東 清一郎 氏 (大学院先端物質科学研究科教授)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第2号(教育研究活動)
大気圧プラズマを用いた半導体薄膜の結晶成長とデバイス応用という独自の先端的研究を推進され、半導体工学の分野における優れた研究、教育及び産学連携の業績により、国内外で高い評価を得られるなど、本学の発展に顕著な貢献をされました。

●松尾 光一 (放射光科学研究センター助教)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第2号(教育研究活動)
放射光を用いた新技術で、疾患原因タンパク質であるアミロイド線維の微細溶液構造を初めて解明され、アルツハイマー病などの治療法や創薬への応用が期待されるなど、優れた研究成果を挙げるとともに、本学の共同利用・共同研究拠点の機能強化を推進し、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○宮原 正明 (大学院理学研究科准教授)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第2号(教育研究活動)
小惑星ベスタ由来とされるHED隕石から、シリカの高圧相を世界で初めて発見され、HED隕石の起源と地球への飛来プロセス再考の必要性を示されました。その研究成果は 「米国科学アカデミー紀要」の電子版に掲載され、国内外で高い評価を得られるなど、本学の発展に顕著な貢献をされました。

○山脇 成人 (大学院医歯薬保健学研究院教授)
表彰の該当基準 ・・・ 要項第2の第2号(教育研究活動)
うつ病研究におけるわが国の第一人者として、うつ病の脳科学研究を中心に、脳機能からみた病態解明に飛躍的な進展をもたらし、研究リーダーであるプロジェクトが、文部科学省「革新的イノベーション創出プログラム」のCOI拠点に採択されるなど、本学の発展に顕著な貢献をされました。


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