第17回(平成30年度)学長表彰

広島大学長表彰

※学外,学内,五十音順に記載,敬称略

○角谷 快彦(広島大学 学術院 大学院社会科学研究科 准教授)
介護市場の設計や金融リテラシー向上の施策等の社会的関心の高い研究テーマに積極的に取り組むとともに,その研究成果を積極的にメディアに発信し,2017年度においては世界十数か国,四十以上のメディアに特集されるなど,本学の発展に顕著な貢献をされました。

○田中 純子(広島大学 学術院 大学院医歯薬保健学研究科 教授)
女性研究者として,疫学の分野において,我が国の疫病の予防と制御の実践研究に貢献し,大型外部資金も獲得するほか,医学教育の改革と充実にも貢献され,医学科長,医学部副学部長及び教育研究評議会評議員を併任するなど,本学の発展に顕著な貢献をされました。

○津賀  一弘(広島大学 学術院 大学院医歯薬保健学研究科 教授)
日本初となる舌圧検査を確立するとともに,企業と共同で舌圧測定器を開発し,その検査は全国の臨床・疫学研究で活用され,高齢者の口腔機能低下症における診断・治療のツールとして役立つなど,本学の発展に顕著な貢献をされました。

○富永  依里子(広島大学 学術院 大学院先端物質科学研究科 助教)
結晶欠陥を活用した発光デバイス用の新しい半導体混晶に関する独創的視点に立った研究の業績により,国内外において高い評価を受け,学際共同研究も積極的に推進するなど,本学の発展に顕著な貢献をされました。

○携帯型の乳がん早期検診装置開発グループ

 吉川  公麿 (広島大学 学術院 ナノデバイス・バイオ融合科学研究所 特任教授)
   有廣  光司 (広島大学 学術院 病院 教授)
   岡田  守人 (広島大学 学術院 原爆放射線医科学研究所 教授)
   笹田  信介 (広島大学 学術院 病院 助教)
 秀     道広 (広島大学 学術院 大学院医歯薬保健学研究科 教授)

安全性と検出性能を備えた携帯型の乳がん検診装置を開発し,従来のX線マンモグラフィの課題である疼痛・放射線被曝のない新たな画像診断法確立の可能性を開くなど,本学の発展に顕著な貢献をされました。

○水域底質改善材開発グループ

 山本  民次(広島大学 学術院 大学院生物圏科学研究科 教授)
 浅岡     聡(神戸大学内海域環境教育研究センター 助教)
 金     暻會(Pukyong National University KOREA Assistant Professor)
   中本  健二  (中国電力株式会社電源事業本部石炭灰有効活用グループ マネージャー)
   日比野  忠史(広島大学 学術院 大学院工学研究科 准教授)

硫化水素やリンの吸着機能に優れた水域底質改善材を,石炭火力発電所から副生する石炭灰を用いて開発し,廃棄物の減量の観点で,循環型社会形成に寄与されるなど,本学の発展に顕著な貢献をされました。

(向かって前列左から津賀一弘,角谷快彦,越智学長,田中純子,富永依里子,後列左から吉川公麿,浅岡聡,中本健二,日比野忠史)

広島大学長特別表彰

○大毛  宏喜(広島大学 学術院 病院 教授)
○河原  能久(広島大学 学術院 大学院工学研究科 教授)
○塚井  誠人(広島大学 大学院 工学研究科 准教授)

平成30年7月西日本豪雨災害の対応において,広島大学豪雨災害調査団の一員として,地域住民等の安心安全に関する諸活動を行うなど,本学の研究面での実績に基づき,積極的且つ真摯に災害支援活動に取り組まれました。

(向かって左から大毛宏喜,越智学長,塚井誠人)

Phoenix Outstanding Researcher Award

○岡田     賢(広島大学 学術院 大学院医歯薬保健学研究科 講師) 
○荻      崇(広島大学 学術院 大学院工学研究科 准教授) 
○田中  智行(広島大学 学術院 大学院工学研究科 准教授)
 
        ○TRAN DANG XUAN(広島大学 学術院 大学院国際協力研究科 准教授) 
○冨山   毅(広島大学 学術院 大学院生物圏科学研究科 准教授)
○宮原  正明(広島大学 学術院 大学院理学研究科 准教授)

本学の若手研究者として研究活動に邁進し,多くの学術研究論文を執筆されるなど,優れた研究業績を挙げられ,本学の研究力の向上に顕著な貢献をされました。

(向かって前列左から岡田賢,越智学長,荻崇,後列左から冨山毅,田中智行,宮原正明)


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