第18回(令和元年度)学長表彰

広島大学長表彰

※学外,学内,五十音順に記載,敬称略

○藤原 崇郎(広島大学 体育会剣道部 名誉師範)
広島大学体育会剣道部を長年に渡り指導され,指導を受けた学生が中四国地区大会のみならず,西日本及び全国大会での顕著な戦績を残すなど,本学学生の課外活動の推進を通じ,本学の発展に顕著な貢献をされました。

○後藤 公徳(広島大学 技術センター 技術専門職員)
平成8年放射光科学研究センター設立当初から基幹設備である放射光加速器の運転・維持・管理に中核的な役割を果たし,年間150日に及ぶ放射光ビームの安定供給により共同利用・共同研究拠点活動の基盤を支えるとともに装置の更新・高度化にも取り組み,本学の研究力の強化・国際化に貢献されるなど本学の発展に顕著な貢献をされました。

○笹田 真人(広島大学 学術院 宇宙科学センター 特任助教)
地球規模の広域にわたる電波干渉計観測網によるEHT (Event Horizon Telescope) プロジェクトに参加し,宇宙のブラックホール・シャドウの世界初の撮影に成功され,超重力下における物理や銀河の形成進化を探る研究の進歩に寄与するなど,本学の発展に顕著な貢献をされました。

○中津 祐介(広島大学 学術院 大学院医系科学研究科 講師 )
過栄養状態では脂肪細胞のPin1が増加し,PRDM16分解を誘導することで基礎代謝量が低下することを発見し,肥満発症の根幹となるメカニズムを解明され,肥満や糖尿病などの生活習慣病の改善に応用できる可能性を示されるなど,本学の発展に顕著な貢献をされました。

○早坂 康隆 (広島大学 学術院 大学院理学研究科 准教授)
大学院生及び研究員とともに島根県津和野町において25億年前の日本最古の岩石を発見され,大陸から分離される前の原日本列島の形成過程解明の知見を発信するなど,本学の発展に顕著な貢献をされました。

○カンボジア児童の歯科支援活動  代表 香西 克之(広島大学 学術院 大学院医系科学研究科 教授)
2009年度よりカンボジアにおいて,歯科健康診査の経験のない子どもたち延べ約12,000人に対して健診や歯科治療を実施したほか,小学校教員や教員養成校の学生に歯科保健指導の方法を教育し,小学校単位での歯科保健指導の定着や齲蝕の減少を導いて来られるとともに,日本とカンボジアの歯科医療を支える人材の育成に尽力されるなど本学の発展に顕著な貢献をされました。

(向かって前列左から笹田真人,藤原崇郎,越智学長,後藤公徳,後列左から早坂康隆,中津祐介,香西克之)

Phoenix Outstanding Researcher Award

○金指 正言(広島大学 学術院 大学院工学研究科 准教授) 
○富川 光   (広島大学 学術院 大学院教育学研究科 准教授) 
○長澤 寛規(広島大学 学術院 大学院工学研究科 助教) 

本学の若手研究者として研究活動に邁進し,多くの学術研究論文を執筆されるなど,優れた研究業績を挙げられ,本学の研究力の向上に顕著な貢献をされました。

(向かって左から長澤寛規,金指正言,越智学長,富川光)


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