広島大学留学交流グループ
〒739-8514 広島県東広島市鏡山1-7-1 学生プラザ3F
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森戸国際高等教育学院3+1プログラムは、海外の大学で3年次または2年次までの課程を修了した学生を特別聴講学生として本学に受け入れ、専門教育や派遣元大学に提出する卒業論文の指導などの教育を行う取組です。本プログラムは、「自由で平和な一つの大学」を建学の精神にかかげた森戸辰夫 初代学長の名前を冠し、2016年度に主に日本語で学修を行う「森戸国際高等教育学院3+1プログラム」として創設されました。
海外の大学で2年次までの課程を修了した学生は、自身の学びを深めるため、プログラム期間中は日本語科目や内容言語統合学習の科目(CLIL科目)などの授業履修を中心に学修を行います。
海外の大学で3年次までの課程を修了した学生は、本学で指導教員からの研究指導を受けながら、在籍大学に提出する卒業論文の執筆を行います。執筆した卒業論文は、在籍大学に提出され、学位は在籍大学が授与します。広島大学は、3+1プログラムの修了要件を満たした学生に対してプログラム修了証書を授与します。
1.専門教育:
4年次の学生は、指導教員からのサポートを受けながら、卒業論文執筆のための研究指導を含む専門教育を受けることができます。3年次の学生は、内容言語統合学習のアプローチを用いた社会科学系分野の専門教育科目(CLIL科目)や日本語科目などの授業履修を行います。
本学で履修した授業科目は、派遣元の大学で卒業要件単位として認定し、単位互換を行うことが可能です。
2.広島大学でのさらなる学び:
4年次の学生は、3+1プログラム修了後、一定期間研究料不徴収で外国人研究生として継続して学ぶことができ、修士課程(博士課程前期)入学試験に合格すれば本学大学院に進学することが可能です。
3.多様な学部選択:
4年次生は、自分の興味や目標に応じて、応募時に12学部から学部を選択できます。
3年次生は、森戸国際高等教育学院の教員の受入となり、日本語科目や内容言語統合学習(CLIL)のアプローチを用いた専門教育科目(社会科学系分野)などの授業履修を行います。
4.本物の日本を体験:
参加学生は、安全な環境と手頃な生活費の恩恵を受けながら、日本での暮らしを実際に体験することができます。
5.3+1プログラム修了証書:
プログラムの修了要件を満たした学生には、修了証明書が授与されます。学士号は、学生の所属大学から授与されます。
6.日本語科目の受講:
参加学生は、自分のレベルに応じた日本語の授業を受講することができます。
4年次生:399,600円(3ターム分(9か月間))
3年次生:532,800円(4ターム分(12か月間))
プログラム参加学生は、年次に応じて上記の授業料をプログラム開始時に一括で支払います。
プログラムにおける学修内容
・4年次生:卒業論文執筆のための研究指導及び在籍大学の卒業要件に応じた授業履修
・3年次生:授業履修(3年次生は、森戸国際高等教育学院の教員の受入となり、日本語科目や内容言語統合学習(CLIL)のアプローチを用いた専門教育科目や日本語科目等の授業履修を行います。3年次生に対しては、自身の学問的興味・関心に応じた卒業論文執筆のための研究指導は行わず、大学で研究を進めるために必要な基礎的な指導を行います。)
科目区分及びプログラム修了要件
森戸国際高等教育学院3+1プログラムでは、科目の特性に応じて4つの科目区分が設けられており、各年次(3年次・4年次)ごとの修了要件に応じてそれぞれの科目区分から授業を履修します。各科目区分の詳細は、以下の通りです。
プログラム修了要件は以下の通りです。それぞれの年次に応じて、異なる修了要件が定められており、各年次の修了要件を満たした学生はプログラム修了時に広島大学からプログラム修了証書を受け取ることができます。
科目区分 |
3年次生 必要単位数 |
4年次生 必要単位数 |
|
平和に関する科目 |
2 |
- |
|
指導教員指定科目 |
8 |
- |
|
研究指導科目 | 研究指導A |
4 |
- |
研究指導I |
- |
8 |
|
研究指導II |
- |
4 |
|
自由選択科目 |
16 |
- |
|
プログラム修了までに必要な合計単位数 |
30 |
12 |
修得可能単位数
プログラム期間中(3年次生:12か月、4年次生:9か月)に広島大学で修得可能な単位数は、以下の通りです。
広島大学では、 15~30 時間の講義と演習、または 30~45 時間の実験、実習、技能実習を含めて合計45時間の学習時間が1単位に相当します。
広島大学で提供されている科目のシラバスは、以下のリンクから参照できます。
なお、履修制限のある科目や定員以上の受講希望者が生じた科目等、一部の科目は受講できないことがあるため、希望通りの授業科目を全て履修することができない場合があります。
プログラム期間は、3年次生と4年次生によって異なります。
・4年次生:9か月(10月から6月)
・3年次生:12か月(10月から9月)
プログラム出願からプログラム修了後の進路までの流れは以下の通りです。
●プログラム応募から修了後までの流れ(4年次生の場合)
●プログラム応募から修了後までの流れ(3年次生の場合)
協定校の窓口教員宛に、例年1月上旬頃に募集要項を送付します。
募集要項送付後、協定校ごとに応募書類を取りまとめ、協定校の窓口教員を通じて広島大学に応募書類を提出します。提出期限は、例年3月末ごろとなっています。
※募集スケジュールの詳細は、年度によって異なることがあります。協定校の担当教員からの連絡を確認してください。
広島大学では、前期(4月から9月)と後期(10月から3月)が設けられており、ぞれぞれの学期は二つのタームで構成されています。各タームは、基本的に8週間で構成されているため、各学期の長さは16週間となっています。
・前期:第1ターム(4月~6月)及び第2ターム(6月~8月)
・後期:第3ターム(10月~11月)及び第4ターム(12月~2月)
広島大学の授業スケジュールは、以下のリンクからご参照いただけます。
人間社会科学研究科
森戸国際高等教育学院3+1プログラム 第八期生 (2023年10月受入、2024年6月修了)
広島大学での留学期間は、充実し忘れられない日々でした。文学、日本文化、歴史など多彩な授業を通じて、広島の歴史文化や日本社会への理解を深めると同時に、専門知識を高めることができました。課外活動では、和服体験、茶道、剣道などの日本文化を体感し、広島の活気ある文化と美しい自然を満喫しました。また、世界中から来た友人と出会い、文化交流を通じて視野を広げるとともに、人生経験を豊かにしました。
広島大学で、新たな人生の旅を始め、世界へと羽ばたきましょう!
HU International Student Video Contest最優秀賞受賞作品
「私たちはどう生きるか」
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻経済学プログラム
森戸国際高等教育学院3+1プログラム 第八期生 (2023年10月受入、2024年6月修了)
私は2023年に3+1プログラムの学生として広島大学に来ました。1年の留学を経て、大学院に入学することができ、現在は経済学を学んでいます。この1年間でたくさんの友達ができ、自分でアルバイトをして貯めたお金で日本の多くの場所を旅行し、日本の生活や日本の景色を堪能しました。3+1プログラムでの一年間は私にとってとても充実したものとなりました。3+1プログラムは、日本文化が好きな学生や大学院で勉強したい学生にとって良い機会だと思います。
以下のページでは、森戸国際高等教育学院3+1プログラムに関してよく寄せられる質問とそれに対する回答を掲載しています。
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