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ベトナム・タイグエン省人民委員会のチャン・ダン・チュオン副委員長を表敬訪問しました

2023年12月14日、本学の越智 光夫学長、金子 慎治理事・副学長 (グローバル化担当)、島田 昌之生物生産学部長、チャン・ダン・スアン教授 (IDEC国際連携機構)がタイグエン省人民委員会のチャン・ダン・チュオン副委員長を表敬訪問しました。会談には、タイグエン農林大学のグエン・フン・クワン学長およびタイグエン国立中央病院の関係者も出席しました。

会談では、まず越智学長から、本学で学ぶベトナムからの留学生は3番目に多く、現在65人、同窓生は343人にのぼり、タイグエン省出身の学生も多く受け入れていることを紹介しました。続いて、同日タイグエン農林大学と大学間国際交流協定およびサテライトキャンパス設置にかかる協定を締結したことを報告し、今後同大学とベトナム教育訓練省と連携し、博士後期学生受け入れに向けて準備を進めていくことを説明しました。さらに、優秀な学生を確保するために、タイグエン省政府による奨学金などの支援をお願いしました。加えて、ベトナムに進出する日本企業と連携して、今後力を入れて人材育成に取組みたい4つの分野が、農業、半導体、カーボンニュートラル、スマートシティであり、優秀な学生を積極的にベトナムから受け入れたいことを伝えました。

これに対して、チュオン副委員長からは、「サテライトキャンパス設置に向けて、省として全面的に協力する。タイグエン省では,これまでに大学生に向けた奨学金制度はないものの、どのような奨学金が可能か、省全体で検討していく。また、農学分野に限らず、半導体分野、スマートシティのインフラ技術開発のほか、特にタイグエン国立中央病院と医療分野において連携を進めてほしい」と、今後の交流拡大への期待を述べました。

本学は、越智学長が今年5月にG7広島サミットに際して訪日されたファム・ミン・チン・ベトナム社会主義共和国首相と、11月にはヴォー・ヴァン・トゥオン・ベトナム社会主義共和国主席と会談するなど、ベトナムとの交流に力をいれています。このたびの訪問と大学間国際交流協定締結を機に、タイグエン省をはじめベトナムの大学や研究機関との交流促進が期待されます。 

会談の様子

タイグエン省人民委員会 チャン・ダン・チュオン副委員長

広島大学 越智光夫学長

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