日本文化体験の学習時間に折り紙を折る参加者たち

2013年INU学生セミナー、修士サマースクール（平和）の参加者たち

広島大学では、平成25年8月4日から8月10日までINU（国際大学ネットワーク）加盟の世界8ヶ国10大学と協働して、国際的に平和を希求する地球市民を育成すること目的としたINU学生セミナーを開催しました。また、「平和」「環境」「看護」分野における修士サマースクール・ワークショップも並行して開催し、海外から学生・教職員70人余と国内（立命館大学、立命館アジア太平洋大学、広島大学）から約100人が参加し、総勢180人近くが参加する大規模なイベントとなりました。

毎年8月6日の原爆記念日に合わせ各国から学生・教職員を招き、これらのプログラムを実施しており、最も歴史のあるINU学生セミナーは今年で8回目となります。

当該学生セミナーでは、被爆者の方の体験講話、広島平和記念資料館見学、平和記念式典参列、INU加盟大学教員による講義やワークショップなどを行いました。また、セミナー期間中、参加学生たちは9つのグループに分かれて学習を重ね、最終日には世界9ヶ国の代表団に扮して「国連ミレニアムゴール(MDGs)－貧困を撲滅することができるか－」をテーマとした模擬国連総会を開催し、白熱した議論が繰り広げられました。

また、INU修士サマースクール・ワークショップでは、「平和」「環境」「看護」の3分野で、それぞれ「地球市民と平和」、「地球環境の持続性」、「世界の保健と看護」をテーマに講演、ワークショップ、フィールドワーク等が行われ、参加学生たちは自分の専門分野の知見を深めつつ、世界各国からの参加学生との交流を深めました。

これらの行事を通し、世界各国の若者が、広島で築いた絆を今後も深め、平和の尊さと地球市民として自覚を深めてくれるものと期待しています。

【お問い合わせ先】

広島大学教育・国際室国際交流グループ

TEL：082-424-6182

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