2017年1月31日、ハッサン・エルホフィー副学長代理らエジプト日本科学技術大学(E-JUST)の9人の先生方と国際協力機構(JICA)の方々が東広島キャンパスを訪問しました。

E-JUSTは、日本とエジプト両政府の二国間協定に基づきエジプト政府が2009年に設置した大学で、JICAが技術協力のプロジェクトを実施しています。現在は大学院のみで学生を受け入れていますが、学士課程の設置に向けた準備が進められています。

本年秋に予定されているE-JUSTの学士課程の設置に関することや、本学の特色ある取り組みである教養教育での平和科目の開講について活発な意見交換が行われました。特に、平和科目については、その目標やカリキュラム上の位置づけ、科目の内容等について多くの質問をいただき、その関心の高さがうかがわれました。その後、一行は中央図書館のラーニングコモンズや学生プラザ、アクセシビリティセンターを視察しました。

E-JUSTと本学とは2016年12月7日に大学間協定を締結しました。今後も、学生・研究者の交流や学術交流が活発に行われることが期待されます。