広島大学は、平成25年度「大学の世界展開力強化事業～AIMSプログラム」に採択され、「AIMS-HUプログラム」を実施しています。7月29日、東広島キャンパスにおいて、本学主催の学生セミナー及び「国際課題研究」科目の研究発表会を開催し、プログラムの受入れ・派遣学生など約60人が参加しました。

午前中の学生セミナーでは、春期受入れ留学生による司会・進行のもと、40人超の学生が、テーマ「How to Internationalize Our Universities（大学の国際化を進めるには？）」について英語で討議を行いました。

参加者は、討議を通じて、（1）自分のアイデアを発表する機会を持ち、（2）グループ間のディベートを体験し、（3）参加者全員で論理的に思考した結論を導き出すプロセスを経験しました。今回、他の交換留学プログラムの受入れ・派遣学生及び一般学生も、セミナーに参加しました。

午前の学生セミナー終了後、昼食時には受入れ学生の送別会も兼ねた学生交流会を開催し、和やかなひと時を過ごしながら、さらに交流を深めました。

午後の「国際課題研究」科目の各研究発表会では、受入れ留学生12人が質疑応答も含め、各15分間の発表を行いました。学生が専門分野に関係したテーマを選択し、教員指導の下で研究をすすめ、今回の発表に臨みました。発表者は、指導教員やクラスメートを前に緊張した面持ちながらも、堂々と成果発表を行い、一学期間の研究を締めくくりました。

一日を通して、学生同士が活発な意見交換や交流を行い、コミュニケーション能力向上や国際理解を深める機会となりました。参加者からは「I enjoyed this seminar. I want to attend the seminar like this again if my English skill is improved.（楽しかった。英語力が向上したら，またこのようなセミナーに参加したい。）」「I thought it was really meaningful experience to speak English in front of audience!!（会場の参加者を前に英語を話すことは大変有意義な経験であると思った。）」などのコメントが寄せられました。