2019年3月2日、広島大学ベトナムセンターが設置されているベトナム国家大学ホーチミン市校人文社会科学大学において、第3回日本語作文スピーチコンテストを開催しました。

広島大学ベトナムセンターと公益財団法人小丸交通財団及び人文社会科学大学日本学学部との共同主催である本コンテストは「交通」をテーマとして開催されました。ベトナム南部地域の大学から作文を募集したところ、11校54人の学生からの応募があり、その中から選出された10人が人文社会科学大学の講堂にてスピーチを披露しました。会場には、日本語を学習する学生や日本語教員など約400人の聴衆が集まりました。

コンテストの冒頭には、小丸成洋 公益財団法人小丸交通財団理事長（福山通運株式会社代表取締役社長）、ゴ・ティ・フオン・ラン人文社会科学大学 学長及び佐藤利行 広島大学理事・副学長から開会の挨拶がありました。続いて、来賓としてお越しいただいた飯島勲 内閣官房参与 及び 河上淳一 在ホーチミン日本国総領事からご挨拶を賜り、日本とベトナムの友好を促進し、両国の架け橋となる人材を育成する行事の開催を激励いただきました。

続いて、学生10人が流暢な日本語でスピーチを披露し、厳正な審査の結果、ホーチミン市法科大学のグエン・トゥイ・ジアンさんが第１位に選ばれました。

コンテストの締め括りには、ご来賓から朝妻信一 在ベトナム日本国大使館次席公使にご挨拶いただいた後、越智光夫 広島大学長から閉会挨拶があり、聴衆は最後まで熱心に耳を傾けていました。