2019年10月19日、兵庫県神戸市の三宮研修センターで保護者向け「広島大学地域懇談会」を開催しました。

この会は、学部1年次生と2年次生の保護者・ご家族を対象に、本学の修学環境や学生支援への理解を深めていただくためのもので、2018年度から開始した取り組みです。学生支援・留学支援制度・進路などについての説明、卒業生・大学院生の体験談、情報交換会や個別相談などを企画しています。

今年度の初回となった神戸会場には、52人にご参加いただきました。冒頭のあいさつで宮谷理事・副学長(教育担当)からは本学の歴史や建学の精神、さまざまな取り組みについて紹介があり「平和を希求し、チャレンジする国際的教養人」に育ってほしいとのメッセージが贈られました。

また、吉村副学長(学生支援担当)からは学生支援について、丸山副学長(国際交流担当)からは留学支援制度について、江坂グローバルキャリアデザインセンター長からは進路について、説明がありました。

続いて、本学の卒業生・大学院生が講演を行いました。卒業生は、自身の学生生活を振り返り「学生時代の学問、サークル、アルバイトの経験が就職活動の軸となり、社会人になってからもいろいろな場面で役立っている」「学生の皆さんにはいろんな事に興味を持って首を突っ込んでみてほしい」と語りました。

その後、各学部に分かれて、参加者と本学の教職員や卒業生・大学院生との間で、活発な情報交換が行われました。

最後に、吉村副学長(学生支援担当)から「保護者の方々の声を直接伺うことができる貴重な機会となった。いただいた意見などは、可能な限り実現したい」とのあいさつがあり、終了しました。

参加した保護者の方からは「広島大学を身近に、より具体的に知ることができ、子どもとじっくり話をしたいと思った」「情報交換会では、普段不安に思っていることを聞くことができて良かった」などの声が寄せられました。

2019年度は、神戸のほかに、広島(11/2(土))、長崎(11/30(土))、松山(12/21(土))で開催予定です。