また、修了生を代表して銭　昱如(セン　イクジョ)さんから、9か月間の留学生活の振り返りと、大学関係者や指導教員等への御礼の挨拶がありました。銭さんは「広島大学での9か月間は、自分の将来に大きな影響を与えました。これからも、困難を成長のチャンスと捉え、グローバル化の時代に必要とされる人材となるべく勉学に励みます。」と新たな決意を述べました。

また、修了式後には、新型コロナウイルス禍の発生以来4年ぶりに、越智学長、修了生、修了生の指導教員等を交え、懇親会を実施。各参加者が親睦を深める貴重な機会となりました。

※ このプログラムは、中国をはじめとする海外の大学で3年次または2年次までの課程を修了した学生を特別聴講学生として本学に受け入れ、専門教育や派遣元大学に提出する卒業論文の指導などの教育を行う取組です。プログラム終了後は、外国人研究生を経て本学の大学院へ進学してもらうことも想定し、そのための環境も整備しています。プログラムの名称は、「自由で平和な一つの大学」を建学の精神にかかげた森戸辰男 初代学長に由来しています。