1月19日、第10回広島大学女性活躍促進賞「メタセコイア賞」を、株式会社メンテックワールド・代表取締役社長の小松節子氏に贈りました。

小松氏は、女性経営者として、地域の社会経済活性化に貢献されるとともに、海外でも活動を展開されています。また、企業主導型保育園の開設、女性の積極的な登用など女性の活躍促進に取り組まれており、男女共同参画の推進及び女性の活躍促進において先進的な取組を行っていることが評価され、同賞の受賞となりました。

授賞式後の記念講演では、小松氏より、同社の事業内容に始まり、米国、マレーシア、フィリピンなど海外での事業展開、国籍、性別等を問わないダイバーシティ経営など、企業活動をリードし、地域と世界を繋げ，製造業企業でご活躍されている様子や、インターナショナルな企業主導型保育園の運営、乳がん検診の実施等による健康経営など、女性が活躍できる社会づくりを応援する取組についてお話いただきました。

講演の最後には、小松氏から「一人一人との出会いを大切にすること、そして心と心の絆を深めること、これが平和へと繋がることを信じて、これからも活動を続けていきたい」との決意が述べられました。

また、石田副学長による閉会の挨拶では、「本日の講演では、小松様がこれまで様々な信念を持って会社を経営され、海外にも事業を展開されてきたこと、現在も幅広い活動を行われていることを知り、大変多くを学ばせていただきました」と、御礼が述べられました。

同賞は、女性の活躍の場を広げ、社会全体の活力向上に貢献した個人および団体を顕彰することを目的に2013年に広島大学で創設しました。