2024年1月19日〜21日、呉市大和ミュージアムにてPopular Culture Tourism Stakeholders Summit In Japanを開催しました。北海道大学観光学高等研究センター、広島大学、Edith Cowan University (Austrailia)、金沢大学、間野山研究学会が共同主催し、『呉海軍グルメ』の認知向上と新たな観光資源の造成の一環として行われた本サミットは、地方自治体、政策立案者、DMO、研究者、大衆文化のクリエイターやファン、文化・教育機関、観光関連企業などの民間セクターのステークホルダーが、自由に議論するためのユニークなプラットフォームを提供することを目的としました。3日間、国内・海外からの研究者・行政・地域関係者約60人が参加し、多様な議論を行いました。

1月19日の基調講演で全体の方向を提示しました。引き続き、『大衆文化と観光』というタイトルのラウンドテーブルを通して、研究者と地域のステークホルダーが文化観光について意見交換をする場を設けました。

1月20日の午前中には、通常の学会形式で研究発表を行い、9人の研究者による発表が行われました。午後には、漫画『艦隊のシェフ』の作家とのトークを通して、クリエイターの観点から文化と観光を考える機会を設けました。

1月21日には、参加者全員で呉の観光資源を勉強するエクスカーションを行い、午後のラウンドテーブルで今後の呉観光についてまとめました。最後の基調講演で全体をまとめました。