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大学の世界展開力強化事業(2022年度採択・インド太平洋地域)の採択校連絡会を東千田キャンパスで開催しました

広島大学は 2025年11月20日(木)、東千田キャンパス慎思棟 Senda Labo において、大学の世界展開力強化事業(令和4年度採択・インド太平洋地域対象プログラム)の 令和7年度採択校連絡会 を開催しました。 

広島大学は、2022年度に本事業に採択され、イギリス・インド・オーストラリアの大学と国際交流プログラムを実施しています。 
また、事業の国内幹事校をお引き受けし、同年度に採択された14事業全体の成果の発信や普及にも取り組んでいます。
これまで国内幹事校として、採択14校の担当教職員が情報共有や意見交換を行う場として、連絡会をオンラインで2回、対面で1回開催しており、今回で4回目となる連絡会は、前回に引き続き 対面形式(一部ハイブリッド形式) で実施しました。 
全国各地の大学等から 対面50名、オンライン15名、計65名 の関係者が参加し、教職員のほか、実際に事業を通じて留学した経験を持つ日本人および外国人留学生も参加しました。

開会にあたり、濱谷安輝護 文部科学省 高等教育局 参事官補佐(国際担当) よりご挨拶をいただきました。
続いて、各大学の代表学生から、派遣先での実体験について英語で発表が行われ、留学を通じた個人の成長や学びの成果に参加者は耳を傾けました。

文部科学省 濱谷 安輝護 様からのご挨拶

留学体験報告

SCTMエンジニアリング株式会社のプリセールス責任者であるシッダールト・ラジュ氏(インド・Tech Mahindra社より出向中)および、同社 代表取締役兼CEOの小川達郎氏(住友商事株式会社より出向中)より、対面にてご講演いただきました。ラジュ氏からは「Building Global Careers – Insights from India and Japan」と題し、インドと日本双方の視点からグローバルに活躍するためのキャリア形成について、また小川氏からは「What It Takes to Be a Global Leader」をテーマに、グローバルリーダーとして求められる視座や実践的な要点について、それぞれ貴重な知見を共有いただきました。

SCTMエンジニアリング株式会社
プリセールス責任者 シッダールト・ラジュ氏

SCTMエンジニアリング株式会社
代表取締役兼CEOの小川達郎氏

■ 学生ワークショップ・教職員意見交換
講演後、学生は本学学生団体  Positive Peace Society  主催のワークショップに参加し、「世界企業のサステナビリティ」をテーマに英語でディスカッションと発表を行いました。参加学生は、SDGsに貢献していると思う世界の企業を一つ選び、選択理由やその企業のユニークな取り組みについてグループワークや発表を行いました。

教職員意見交換会では、事前にいただいたご意見を踏まえ、本事業に関連する以下の3点についてディスカッションを行いました。
 1.自走化(プログラム運営の持続性)
 2.プログラム費用および補助金制度
 3.JD/DD制度と認証制度

これらのテーマについて、各大学の担当者から、事業の実施を踏まえた問題点や課題の共有、またその解決に向けた方策の提案等がなされ、引き続き具体的かつ実務的な意見交換が行われ、今後の事業運営に向けた有意義な議論の場となりました。
最後に、市橋勝 広島大学大学院人間社会科学研究科 教授から総括が述べられ、閉会となりました。

今後も、広島大学は本事業の幹事校として、インド太平洋地域を対象に学生交流プログラムを実施する各採択大学の間で、情報共有や意見交換を行う機会を引き続き創出し、事業の横展開や成果の普及を目指します。

 

教職員意見交換

学生交流

全体の集合写真

関連リンク

【お問い合わせ先】

広島大学グローバル化戦略グループ

TEL: 082-424-7512


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