広島大学が東広島キャンパスに招致する、アイダホ大学広島キャンパスが、本年11月11日付で文部科学大臣より「外国大学の日本校」(※詳細は文部科学省HPへ)の指定を受けました。

この指定を受け、同キャンパスはアイダホ大学本校と同等の教育課程を有するものとされ、アイダホ大学は同キャンパスに通う学生のビザの発給申請や鉄道・バス等の通学定期乗車券・学割乗車券の申請等が可能となります。 

アイダホ大学は米国のカーネギー高等教育機関分類で最上位の研究機関である「R1」の認定を受けた、州内随一の総合研究大学です。
同キャンパスでは、半導体分野におけるグローバル人材の育成に焦点を当てた連携教育プログラム(Microchips Engineering ＆ Security Alliance(MESA))を実施します。(半導体人材の育成に特化した日米連携による学士プログラムの設置は国内初)

アイダホ大学は、MESAの学生に対しては、国籍を問わず全ての学生へ授業料の減額を実施することにより、学生1人当たりの年間授業料は10,810ドル(2025年12月現在の為替レートで日本円で約170万円)で、アイダホ州内(in-state)学生と同等となるように設定されております。(外国大学日本校の全学生に対して授業料の減額は国内初)
加えて、本学はMESAの学生に特別聴講学生の学生身分を与え、本学の学生と同様の学生サービスを行います。

人材不足の解消が急務となっているグローバル半導体人材の育成に貢献するとともに、国立大学の国際化のさらなる進展、日米の高等教育の連携・協力の促進につなげていきます。

【アイダホ大学広島キャンパスの概要】

• アイダホ大学広島キャンパスでは、アイダホ大学により、Microchips Engineering ＆ Security Alliance(MESA)が開設され、修了者にはアイダホ大学の学士号(Bachelor of Science Electrical Engineering)が授与されます。
• アイダホ大学広島キャンパスでは、前半2年間は広島キャンパスで、後半2年間はアイダホ大学本校(米国)で学び、授業は４年間を通して全て英語で行われます。
• 国内外から幅広く学生を募集し、2026年8月に本格的に学生受入れを開始します。1学年の入学生数は100人を想定しています。