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2025年6月26日、殿下が本学東広島キャンパスへお成りになりました。
はじめに、秋篠宮皇嗣殿下は本部棟にて越智学長と懇談を行い、本学の歴史などについてご説明を受けられました。
また、統合生命科学研究科の中村隼明准教授から、ニワトリを細胞レベルで保存する技術の開発と、日本鶏と呼ばれる我が国固有の希少品種の保存への利用について、研究紹介を受けられました。
続いて、殿下は「半導体産業技術研究所」を訪問し、寺本章伸 所長から、半導体産業の歴史、および本研究所の設立経緯や、「せとうち半導体コンソーシアム」など国内外における産官学での多角的な取り組みについて説明を受けられました。その後、スーパークリーンルームとその中の製造装置や、電波を吸収する特殊構造をもつ電波暗室、自動で半導体デバイスの電気的特性評価できる装置、600℃という高温環境でも半導体デバイスの電気特性を測定できる装置や半導体で使われる材料物性を評価する装置などを見学されました。
その後、殿下は「両生類研究センター」を訪問し、荻野肇 センター長から、両生類をモデルに用いたヒト遺伝病や臓器再生の研究、オオサンショウウオ等の絶滅危惧種の保全研究についての紹介や、世界の四大両生類研究拠点のひとつとして、ツメガエルやイモリを国内外の研究者に提供するナショナルバイオリソース事業などについての説明を受けられました。その後、ツメガエル、イベリアトゲイモリ、オオサンショウウオ、在来希少種の飼育施設、餌用コオロギなどを見学されました。
越智学長との懇談にて
中村准教授の研究内容について説明
半導体産業技術研究所の説明
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広島大学 総務グループ