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第2回 バイオデザインサロン を 広島大学 きてみんさいラボ で実施しました。

「Kaggleの機械学習(AI)を体験してみよう!」

 去る2023年9月3日に高校生・大学生を対象とした機械学習を体験するワークショップ、“Kaggleの機械学習(AI)を体験してみよう!”を、広島大学学術・社会連携室オープンイノベーション本部産学連携部 バイオデザイン部門が行いました。

機械学習とは、コンピュータがデータから学習し、予測や判断を自動で行う技術のことで、基本的には数千から数万のデータを学習させ,未知のデータに対して予測/判断を実行させるものです。
と、講師をお願いした田中 肇先生(広島大学病院 医師)は話します。Kaggleとは、データサイエンスと機械学習のプラットフォームのことで、画像、表形式など様々な題材をもとにコンテストが開催されます。
そのコンテストのハイスコア経験者でもある田中先生に、基本的な機械学習の流れをご教示頂き、また参加者自身で、実際のKaggleのコンペで使用された課題に取り組んでもらいました。
 田中肇先生の展望は、「医療業界はまだまだアナログなことだらけで、例えば、“薬の数を手で数える”、
“主観的な身体所見の聴取”、“人によって評価が変わる画像所見”などがあり、 これを、人の手を介さず、
より迅速に、再現性をもって、医療業界の所作を変えていくのが今の自分のミッション」とのことでした。

最後には意見交換会として、参加者同士で話をする機会を設けました。
 

高校生と大学生と年齢の違いは少ないのですが、大分と環境が違い、有意義なひと時を送られているようでした。


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