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ベトナム国家イノベーションセンターと連携協定を締結 ― 日越両国首脳の臨席のもと、半導体分野の次世代人材育成に向けた新たな一歩 ―

2025428日、広島大学は、ベトナム国家イノベーションセンター(NIC)と連携協定を締結しました。

 

本協定は、NICが主催する「日越協力フォーラム ーハイテク・GX・半導体分野における高付加価値産業創出に向けてー」の開催に際し、石破茂内閣総理大臣およびファム・ミン・チン首相ご臨席のもとで執り行われた協定締結式において締結されたものです。フォーラムには、日越両国の政府、企業、学術関係者など多くの有識者、総勢300人以上が参加し、日本の大学からは広島大学の越智光夫学長、金子慎治理事・副学長(グローバル化担当)、チャン・ダン・スアン グローバルキャンパス推進機構ベトナム拠点長が出席しました​​

 

現在、広島大学は、米国のアイダホ大学と協力し、半導体分野における新たな国際教育プログラムの立ち上げを進めています。本プログラムは、アジア各国から優秀な若者を迎え、半導体分野の専門人材を育成することを目指しており、この度、その一環としてNICとの連携協定を締結する運びとなりました。今後、本協定に基づき、NICからベトナムの学生に対する奨学金支援が行われる予定であり、優秀な人材の育成と教育機会の拡大が期待されています

 

広島大学とベトナムとの交流は近年急速に深化しています。2023年のG7広島サミットでは、越智光夫学長がファム・ミン・チン首相と面会し、本学の人材育成への取組を紹介しました。現在、農業、半導体、カーボンニュートラル、スマートシティ、医学、日本語教育の6分野で連携を進め、2024年にはタイグエン農林大学と連携して「広島大学ベトナムオフィス」を設立、ハノイ国家大学外国語大学では日本語作文コンクールを開催しています。

 

本学には現在、85カ国・地域から1,800人以上の留学生が在籍しており、ベトナムからの留学生は74人と、国別で3番目に多くなっています。これまでに400人以上のベトナム人卒業生を輩出し、ハノイとホーチミンには同窓会組織も設立しています。今後も、ベトナムの政府機関、大学、民間企業との連携を一層強化し、優秀な学生を迎え入れることで、両国の発展に貢献してまいります。

 

 

【お問い合わせ先】

広島大学グローバル化戦略グループ

E-mail: kokusai-group*office.hiroshima-u.ac.jp
(*は半角@に置き換えた上、送信してください)


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