INU学生セミナー「地球市民と平和」

2022年の報告

<主なスケジュール>

8月3日  海外大学からの参加者到着
8月4日 開会式
8月5日 イントロダクション,被爆体験講話
8月6日 平和記念式典視聴(ライブストリーミング等),広島大学平和祈念式典参列
8月8日 基調講演, 講義(異文化理解), ワークショップ, グループワーク
8月9日 ワークショップ, グループワーク
8月10日 基調講演, ワークショップ, グループワーク
8月11日 ワークショップ, グループワーク,日本文化体験, ディスカッションセッション(振り返り)
8月12日 模擬国連,修了式

第16回となる2022年は、The Age of Artificial Intelligence: Opportunities and Concerns" (人工知能の時代-可能性と懸念-)をテーマに、 3年ぶりに対面で開催しました。

9か国9大学から参加した学生と教職員は、平和のためのヒロシマ通訳者グループ 代表 小倉桂子氏による被爆体験講話の聴講、 広島大学平和企画の参列、広島平和記念資料館の訪問を通して太平洋戦争の歴史や被爆の実相、復興の様子について学びました。また、 国連地域間犯罪司法研究所(UNICRI)Odhran James McCarthy氏、 キングストン大学 Senior Lecturer, Dr. Pete Finn氏による基調講演や、セミナーのテーマに基づくワークショップに参加し、 人工知能がどのように私たちの日常生活に影響を与えつつあるかを、多様な角度から検討し、論理的・客観的に考察しました。そして、最終日の模擬国連に向けて、様々な所属大学の学生で構成されたグループごとに、人工知能がもたらす可能性と懸念について討議を行い、 異なる価値観を持つ他者との交流を通し、相互理解の重要性についても学びました。

セミナー期間中のレクリエーションとして、 広島大学の参加学生主体で日本文化を紹介する時間を設け、習字、盆踊り、日本の伝統的な遊びを通して、参加者同士の交流を深めました。

2022年度の日本文化体験の一部として七夕祭りも紹介されました。


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