本学・総合科学部の2025年度総合科学推進プロジェクト共同研究「辺境の風景、故郷の語り―東アジア「周縁」における文化あるいは美と政治力学―（代表・桑島秀樹）」の一環として、2025年12月26日（金）14～17時、鹿児島大学（群元キャンパス・産学交流プラザ）を会場に、同大・南九州・南西諸島域イノベーションセンターの中武貞文准教授（プロジェクト学外協力者）との共同運営のもと、地域価値×アート公開トーク2025 in 鹿児島「鹿児島で火山灰陶芸家×美学・感性文化×産学連携の可能性を問う」を開催いたします。「薩摩の美学」をめぐる基調講演のほか、広島大学と鹿児島大学の学部学生による報告＆合同討議セッション、陶芸家と研究者によるクロストークも予定。現地会場定員は約30人ですが、各地からのZoomオンライン同時放映（※要事前申込み）への参加も可能です。参加費無料／学生・一般市民・官公庁・企業関係者等 歓迎。

●テーマ：地域価値×アート公開トーク2025 （広大×鹿大）in 鹿児島「鹿児島で火山灰陶芸家×美学・感性文化×産学連携の可能性を問う——東アジアの〈辺境／故郷／周縁〉の美と政治から、地域の産学連携を再構築する——」
●日時：2025年12月26日（金）14：00～17：00
●会場：鹿児島大学（郡元キャンパス）産学交流プラザ・セミナー室（現地会場：申込先着順：約30名）＆ Zoomオンライン同時放映　（現地会場住所：〒890-0065 鹿児島県鹿児島市郡元1丁目21-40）
●概要：鹿児島の火山灰という自然素材を用いた陶芸家と、歴史や風土に根ざす「感性文化のかたち」を問う美学・文化創造の視点、そして大学と企業による産学連携が生み出す新たな価値を再構築する試み、そんな可能性を熱く討議するトークイベントです。各分野の第一線で活躍する専門家が、研究・実践・協業の最前線を語ります。（※本トーク企画は、広島大学総合科学部の運営理念たる教育・ 研究における学際性、総合性、創造性の推進に資することを目的とする総合科学推進プロジェクトのうち、2025年度採択課題「辺境の風景、故郷の語り―東アジア「周縁」における文化あるいは美と政治力学―（代表：桑島）」の取り組みの一部として開催されます。）
●プログラムの詳細（予定）：
▼第一部
・趣旨説明＆司会進行：中武貞文（鹿児島大学／地域創生・産学連携）
・基調講演：桑島秀樹（広島大学／美学・感性文化論）「〈辺境／周縁〉地域文化の逆説的な文明性・開明性—司馬遼太郎「肥薩のみち」に読む〈薩摩の美学〉に触れつつ」
▼第二部
・学生発表セッション：瀬戸山友里（広島大学・総合科学部4年）「南薩・知覧の記憶と風景—その歴史的変容のプロセスを探る」× 赤井洸太（鹿児島大学・法文学部2年）「奄美と鹿児島を繋ぐ―「ふるさと歴史調査隊」」
・鹿児島アーティストの取り組み報告：辻裕剛（鹿児島の陶芸作家）
・クロストーク（辻×中武×桑島、ほか参加者）