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令和6年度(2024年度)「平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業」ミッドキャリア・コース修了!

外務省による「平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業」の一環として、平和構築や国際開発に関連する分野の中堅実務者を対象とした人材研修の「ミッドキャリア・コース」を、202516日(月)から112日(日)まで開催しました。日本人をはじめ、アフガニスタン、アメリカ合衆国、ウクライナ、キプロス、大韓民国、日本、バングラデシュ、フィリピン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ケニア、パキスタンの計20人が、広島大学東広島キャンパスや広島市内に集い、研修に臨みました。

本コースでは、参加者に国際機関の管理職に求められる知識やスキル、考え方を身に付けていただけるよう、1) 貧困削減や気候変動、人道・開発・平和の連携、といった国際課題の最新事例を考えるセッションや、2) コミュニケーションやチームワーク、リーダーシップといったスキルの向上、3) 自身の振り返りやキャリアビジョンの再構築、といった国連職員としてステップアップするための多様な内容について学びました。また、コースの講師には、前国連事務総長特別代表(防災担当)・国連防災機関長の水鳥真美氏をはじめ、著名な国内外の専門家が講師として参加しました。

「これからのキャリアを促進するための具体的な対策をつかんで職場に戻る」という方や、「他の研修生の経験を聞いて、勇気づけられた」など、参加者からさまざまな声がありました。なお、コース中に参加者は広島平和記念資料館を訪れ、被爆者の小倉桂子氏から講話を聞くことができたことは、日本人・外国人全員にとって、平和構築に向けて意思を強める機会となりました。


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