先端物質科学研究科 論文等に係る評価基準

修士論文

【満たすべき水準】
 広島大学大学院先端物質科学研究科では,次の判定基準に基づいて修士の学位審査を行い,適当と認められる者に対して,修士(理学),修士(工学)又は修士(学術)のいずれかの学位を授与する。
 1.修士の学位を受ける者は,学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき,当該専門分野における研究能力及び高度な専門的能力を身につけていること,さらに幅広い教養と総合的な判断力を有していること。
 2.修士論文は次に定める「学位論文の評価基準」に基づき評価されるとともに,当該専門分野の発表会等で学術研究に相応しい研究発表を行い,質疑に対し論理的かつ明解に応答すること。
 3.修士学位論文の提出の手続きについては,別に定める。
(学生便覧P.90)

【審査委員の体制】
 修了予定者ごとに論文審査委員3名(指導教員を含む教員3名)
(学生便覧P.88)

【審査の方法】
 論文審査委員は,審査した論文について合格又は不合格を決定。
 最終試験として修士論文の発表会を実施し,合格又は不合格を決定します。修了予定者は,論文の審査委員,関連分野の教員,学生の前で論文の内容を発表し,質疑応答を行います。
(学生便覧P.88-89)

【審査項目】
 論文の審査項目
 (1) 当該研究領域における修士としての十分な知識を修得し,問題を的確に把握し,解明する能力を身につけているか。
 (2) 研究テーマの設定が申請された学位に対して妥当なものであり,論文作成にあたっての問題意識が明確であるか。
 (3) 論文の記述(本文,図,表,引用など)が十分かつ適切であり,結論に至るまで首尾一貫した論理構成になっているか。
 (4) 設定したテーマの研究に際して,適切な研究方法,調査・実験方法,あるいは論証方法を採用し,それに則って具体的な分析・考察がなされているか。
 (5) 当該研究領域の理論的見地または実証的見地から見て,独自の価値を有するものとなっているか。
(学生便覧P.90)

博士論文

【満たすべき水準】
 広島大学大学院先端物質科学研究科では,次の判定基準に基づいて博士の学位審査を行い,適当と認められる者に対して,博士(理学),博士(工学)又は博士(学術)のいずれかの学位を授与する。
 1.博士の学位を受ける者は,学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき,国際的な視野に立った学際的な学識を備え,当該専門分野における研究を自立して実践できる能力及び高度な専門的能力を有していること。
 2.博士論文は次に定める「学位論文の評価基準」に基づき評価されるとともに,当該専門分野の公聴会等で学術研究に相応しい研究発表を行い,質疑に対し論理的かつ明解に応答すること。
 3.博士学位論文の提出の手続きについては,別に定める。
(学生便覧P.97)

【審査委員の体制】
審査委員会には主査を置き,学位請求論文の内容に関係の深い専門分野の本研究科の教授3名以上(必要に応じて,本研究科もしくは他の研究科の教員又は他の大学院もしくは研究所等の教員等を審査委員に加えることができます。)をもって組織します。
(学生便覧P.95,学位規則先端研内規)

【審査の方法】
申請者は,論文の審査委員会委員,教員,学生を含む聴衆の前で論文の内容を発表し,質疑応答を行うほか,審査委員会の課した論文に関連ある科目の試験を受けます。
(学生便覧P.95-96)

【審査項目】
 論文の審査項目
 (1) 当該研究領域における博士としての十分な知識を修得し,問題を的確に把握し,解明する能力を身につけているか。
 (2) 研究テーマの設定が申請された学位に対して妥当なものであり,論文作成にあたっての問題意識が明確であるか。
 (3) 論文の記述(本文,図,表,引用など)が十分かつ適切であり,結論に至るまで首尾一貫した論理構成になっており,論理的に明確な結論が導かれているか。
 (4) 設定したテーマの研究に際して,適切な研究方法,調査・実験方法,あるいは論証方法を採用し,それに則って具体的な分析・考察がなされているか。
 (5) 当該研究領域の理論的見地または実証的見地に加え,国際的な学術水準および学際的観点から見て,独自の価値を有するものとなっているか。
(学生便覧P.97)


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