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第9回広島大学女性活躍促進賞「メタセコイア賞」を、オペラ歌手の中丸三千繪氏に贈りました

1月20日、第9回広島大学女性活躍促進賞「メタセコイア賞」を、オペラ歌手の中丸三千繪氏に贈りました。

中丸氏は1990年にマリア・カラス国際声楽コンクールでイタリア人以外の外国人として初の優勝という快挙を成し遂げ、以後世界のトップ・オペラハウスで超一流のマエストロたちと共演を重ねるなど、日本が誇る世界のディーヴァとして活躍されています。また、現在、広島大学教育学部の客員教授も務めていただいております。女性の活力向上を自ら先導したことが評価され、同賞の受賞となりました。

授賞式後の記念講演では、中丸氏より、幼少期の頃のエピソードから、オペラの世界に入ったきっかけや飛躍の契機、さらに最近では指揮者としてのデビューや、スイスのマッターホルンでスキーや水泳に取り組まれていることなど、常に挑戦を続けている様子をお話しいただきました。
講演の最後には、中丸氏から「自分に正直に、厳しく、真っ直ぐに、常に止まることなく挑戦を続け、偽りのない自分の人生を生きたい。メタセコイア賞の受賞という機会に感謝するとともに、これを機に、オペラ歌手としても、人間としても、もっともっと成長できるように頑張っていきたい」と力強く話されました。

また、フンク副学長による閉会の挨拶では、「本日の講演では、これまでの人との縁や運についてお話しいただくとともに、縁や運は自分から動かないと掴めないということを、印象に残るエピソードを交えてお話しいただきました。中丸様の、自身の能力を高めて立ち止まらない姿は、女性が能力と個性を発揮する手本となる姿と思い、私自身も大変いい刺激になりました」と、御礼が述べられました。

同賞は、女性の活躍の場を広げ、社会全体の活力向上に貢献した個人および団体を顕彰することを目的に2013年に広島大学で創設しました。

学長より表彰状を贈呈

フンク副学長(ダイバーシティ担当)より花束を贈呈

お問合せ先

広島大学 学術・社会連携室
E-mail:ura-women*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)


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