広島大学産学連携センターとチュラロンコン大学知的財産財団は、９月１５日、タイのバンコク市内にあるチュラロンコン大学のセレモニールームにおいて、産学連携に関する覚書（ＭＯＵ）を締結しました。チュラロンコン大学は、タイで初めて建設された由緒ある名門校で、Ｗ.Subsompon知的財産財団長ほか８名、本学からは吉田総仁産学連携センター長ほか６名が出席しました。両大学が共同で、知的財産の移転と商業化に関わる取組みを実施することにより、経費削減や収益の確保を図り、研究資金探索のための同取組みを実施することにより、企業等との共同研究や受託研究に結びつけ、外部資金の獲得を図ることとなっています。

　産学連携を目的としたこのような取組みは、本学においては初めての試みで、具体的には、両大学のウェブサイト上で研究シーズや知的財産に関する情報を公開し、リエゾンフェアなどの活動を通して外部資金獲得に協力し合う予定です。

　調印式後、会場を別室に移して、今後の相互の連携の具体策等について積極的な意見交換が行われました。



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