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本学の産学・地域連携センターと広島市立高校3校のプロジェクト成果を広島市議会への提案発表会で発表しました

広島市立高等学校の生徒が、広島大学産学・地域連携センター 新産業創出・教育部門と共同で取り組んだ、広島市をよりよいまちにするためのプロジェクト【city-high project】の成果を、2017年11月6日に開催された“広島市立高校生徒による議会提案発表会”にて、市議会議員の前で発表しました。

 

【発表内容】

  • チーム名:すぶたっぷる 発表アイデア「You R コード」
    外国からの観光客のための観光案内や、広島に住んでいて買い物に来る人にクーポンなどがもらえるサービスをQRコードで提供
  • チーム名:プリン 発表アイデア「町の活性化に役立ち、事故防止を促す『光るポール君』」
    車の事故や子供の飛び出しの防止、観光地案内など、その設置場所や使う人によって役割が変えられる「光るポール君」というポールの設置
  • チーム名:TOHO city 発表アイデア「FREE Space 和(なごみ)」
    休憩所であり、観光センターとして和の体験もできる場所を提供する
  • チーム名:くるりん  発表アイデア「キャラクターハント」
    地下街にタブレットを設置し、子どもたちも、母親たちも買い物時間を楽しめるような環境づくり

本年5月に、広島市立広島工業高校、広島市立広島商業高校、広島市立基町高校[創造表現コース])の市立高校3校が「高等学校において、イノベーティブに考え行動する人材を育成するために、社会的な課題解決への意欲を育むと共にデザイン思考などのスキルを身に付けさせる探究的な学習について、共同して研究すること」を目的に「探究的学習に関する3校連絡研究協議会」を立ち上げました。

この協議会では、広島大学 産学・地域連携センター 新産業・創出部門で開講している、大学生・大学院生・社会人を対象としたアントレプレナーシップ教育プログラム「ひろしまアントレプレナーシッププログラム」、昨年度までは文部科学省グローバルアントレプレナー育成促進事業[EDGEプログラム:Enhancing Development of Global Entrepreneur Program])を担当する川瀨真紀客員准教授をファシリテーターとして、プロジェクト型学修(PBL:Project Based Learning)とデザイン思考を組み合わせた高校生向けの教育カリキュラムの作成を目指して、生徒プロジェクトなどを企画実施しています。

今年度は、上記の3校から専門が異なる生徒が集まり、学校の枠を越えてチームを結成し、広島市議会が主催する「広島市立高等学校の生徒による広島市議会への提案発表会」に、まちづくりのアイデアを提案するプロジェクト:city-high project(ch pro)を進めてきました。プロジェクトでは“あそび”をテーマに、生徒たちが自ら広島市の街に出かけ、課題を発見するフィールドワークを含め、これまで計3回のワークショップを開催してきました。

発表当日は、ラピド・プロトタイプで製作した見本と共に、自分たちで考えた方法で市議会議員をはじめ、一般聴衆の前で堂々と発表しました。来年1月に開催される広島市立高等学校総合文化祭会場でも発表する予定です。

また、このプロジェクトには、ひろしまアントレプレナーシッププログラムを修了した6名の学生がTAメンターとして参加し、高校生チームの支援を通して活躍しています。

プロトタイプを見せて発表する生徒の様子

最後に各チームに感謝状が授与されました

お問い合わせ先

広島大学産学・地域連携センター 新産業創出・教育部門

〒739-8527 東広島市鏡山2-313
TEL(082)424-7880/FAX(082)424-7881
E-mail: vbl@hiroshima-u.ac.jp(@は全角です)


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