広島大学産学・地域連携センター 新産業創出・教育部門
〒739-8527 東広島市鏡山2-313
TEL(082)424-7880/FAX(082)424-7881
E-mail: vbl@hiroshima-u.ac.jp(@は全角です)
広島市立高等学校の生徒が、広島大学産学・地域連携センター 新産業創出・教育部門と共同で取り組んだ、広島市をよりよいまちにするためのプロジェクト【city-high project】の成果を、2017年11月6日に開催された“広島市立高校生徒による議会提案発表会”にて、市議会議員の前で発表しました。
【発表内容】
本年5月に、広島市立広島工業高校、広島市立広島商業高校、広島市立基町高校[創造表現コース])の市立高校3校が「高等学校において、イノベーティブに考え行動する人材を育成するために、社会的な課題解決への意欲を育むと共にデザイン思考などのスキルを身に付けさせる探究的な学習について、共同して研究すること」を目的に「探究的学習に関する3校連絡研究協議会」を立ち上げました。
この協議会では、広島大学 産学・地域連携センター 新産業・創出部門で開講している、大学生・大学院生・社会人を対象としたアントレプレナーシップ教育プログラム「ひろしまアントレプレナーシッププログラム」、昨年度までは文部科学省グローバルアントレプレナー育成促進事業[EDGEプログラム:Enhancing Development of Global Entrepreneur Program])を担当する川瀨真紀客員准教授をファシリテーターとして、プロジェクト型学修(PBL:Project Based Learning)とデザイン思考を組み合わせた高校生向けの教育カリキュラムの作成を目指して、生徒プロジェクトなどを企画実施しています。
今年度は、上記の3校から専門が異なる生徒が集まり、学校の枠を越えてチームを結成し、広島市議会が主催する「広島市立高等学校の生徒による広島市議会への提案発表会」に、まちづくりのアイデアを提案するプロジェクト:city-high project(ch pro)を進めてきました。プロジェクトでは“あそび”をテーマに、生徒たちが自ら広島市の街に出かけ、課題を発見するフィールドワークを含め、これまで計3回のワークショップを開催してきました。
発表当日は、ラピド・プロトタイプで製作した見本と共に、自分たちで考えた方法で市議会議員をはじめ、一般聴衆の前で堂々と発表しました。来年1月に開催される広島市立高等学校総合文化祭会場でも発表する予定です。
また、このプロジェクトには、ひろしまアントレプレナーシッププログラムを修了した6名の学生がTAメンターとして参加し、高校生チームの支援を通して活躍しています。
プロトタイプを見せて発表する生徒の様子
最後に各チームに感謝状が授与されました
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掲載日 : 2017年11月10日
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