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常石造船と包括的研究協力に関する協定を締結~国際人材育成における連携を強化~

広島大学は5月8日、常石造船株式会社と包括的研究協力に関する協定を締結しました。

左から、河原理事・副学長、越智学長、河野社長、小葉竹副社長

常石造船と広島大学は、これまで船舶の燃費向上や乗組員の船内労働環境改善などに関する共同研究を行い、高性能な船の建造につなげてきました。

その実績を基に、本年4月からは、常石造船による「船舶設計イノベーション共同研究講座」を開設し、「設計データの統計的分析とAIの活用」をテーマに研究を行っています。

このたびの包括協定の締結は、研究開発に加えて、海外への建造拠点拡大を進める常石造船と、互いの国際的に活躍できる人材の育成など幅広い分野での連携を強化することを目的としています。

常石造船から社会人学生を受け入れたり、本学の学生を海外インターンシップとして常石造船に派遣するなどの教育活動の拡充を進めます。

調印に際して、河野常石造船社長はこれまでの共同研究の成果が建造船の性能向上に貢献していることに触れるとともに、「今以上のグローバル化と人材育成が必要。広島大学の教育機関としての機能に期待する」と挨拶を述べました。
広島大学の越智学長は「IoT/AIの活用や従業員教育など、本学の教育力・研究力を活かし連携を一層深める」と決意を語りました。

お問い合わせ先

広島大学社会産学連携グループ 三戸
TEL:082-424-5871
E-mail:sangaku-renkei*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)


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