大学院医系科学研究科 教授 二川 浩樹
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6月3日、画期的な商品を開発するなどした企業や個人に贈られる「中国地域ニュービジネス大賞」の表彰式が広島市内のホテルで行われ、抗菌力が長期間持続する製品などを手がけた広島大学発ベンチャー(株)CampusMedico(本学大学院医系科学研究科の二川浩樹教授が代表取締役会長)が大賞に選ばれました。
「中国地域ニュービジネス大賞」は中国地方で新たな商品開発や事業に取り組む企業や個人を支援する中国地域ニュービジネス協議会が設けた賞です。選考の対象となったのは18の企業で、審査の結果、抗菌力が1週間程度持続する抗菌スプレーのほか、50回ほど洗濯しても抗菌作用が維持できる子ども用の肌着や医療用の白衣などを二川教授などとともに開発したCampusMedicoが大賞に選出されました。
新型コロナウイルスの感染拡大で、医療や介護の現場で抗菌性の高いマスクや衣服の需要が高まる中、多くの商品を開発・販売したことなどが評価されました。
表彰式に出席したの二川教授はこの度の受賞に際し、「私の研究成果が活用され、いろいろな企業から多くの製品が出されており、多くの方々の健康に寄与できていることが評価されました。また、この11年間、大学発ベンチャーを支えてくれた中学高校そして広島大学の同級生の高田CampusMedico社長に感謝です」と語りました。

(左から二川教授、渕上中国経済産業局長、高田CampusMedico社長)
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