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呉市で新しい交通手段「グリーンスローモビリティ」実証実験を開始しました

広島大学と呉工業高等専門学校は11月28日、呉市及び関係機関等のご協力のもと、新時代の新しい交通手段として期待される「グリーンスローモビリティ」を活用した実証実験を開始しました。

初日に試乗する藤原教授(前列左)と新原呉市長(後列左)

 

この実証実験は、地域が抱える交通の課題解決に向けて、低炭素型の新しい交通手段の利用可能性を検証することを目的としています。
呉市では、古くから山の斜面に住宅地が広がっており、道路の狭さから自動車による往来が困難になっている地域があります。そのような地域と呉駅や商店街などとの往来の手段として運転手を含めて4人乗りの電動カート「グリーンスローモビリティ」を走行させ、住民の反応や交通手段とする際の課題の検証を行います。

本実験は、令和2年11月28日〜12月11日までの2週間、毎日5便運行します。

 

地域住民の方(左から2人目、3人目)による試乗

 

実証実験の開始にあたり藤原教授は、グリーンスローモビリティについて、街の風景やにおいを直接感じながら移動できるところが魅力であり、さらに低炭素型であることが未来につながると期待を述べました。

 

※本事業は、広島大学大学院先進理工系科学研究科 藤原章正教授を研究代表者として、国土交通省「道路政策の質の向上に資する技術研究開発」(令和2年度)の採択を受けて行うものです。

お問い合わせ先

広島大学学術・社会連携部地域連携部門
Tel : 082-424-5871


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