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本学の日印交流プログラム(ILDP)がピッチコンテスト「HU Global Pitch Challenge 2022」を実施しました

本学の世界展開力強化事業(インド)「先端技術を社会実装するイノベーション人材養成のための国際リンケージ型学位プログラム(ILDP)」は、3月20日(日)にピッチコンテスト「HU Global Pitch Challenge 2022」を開催しました。世界各地から100人を超える様々な業種の方々が参加しました。また、本コンテストは、外務省「日本・南西アジア年周年記念事業」の認定事業として実施しました。

ピッチとは、自らのアイディアや技術、サービス内容を伝える短時間のプレゼンテーションです。広島大学の3チームは、12月の選考から約3ヶ月の間、スタートアップのアクセラレータープログラムを実施するHAX Tokyoのディレクターのメンタリングのもとに、自分たちのビジネスモデルの構築に取り組んだ成果をピッチしました。コンテストでは、この広島大学の3チームに加えて、ビルラ技術科学大学ピラニ校(BITS Pilani)から3チームが参加し、計6つの学生チームが自分たちのアイディアやビジネスモデルのピッチに挑戦しました。そして、ベンチャーキャピタルや、アクセラレーター、大学発ベンチャー企業から参加した審査員と、活発な質疑応答を行いました。

世界規模の資金調達を達成しているアメリカのスタートアップ企業 May Mobilityの CEO エドウィン・オルソン氏の基調講演「オタクからCEOへ」では、先輩起業家として、これから起業を目指す学生達に、自身の経験を踏まえた熱いメッセージを頂きました。

【受賞チーム】
審査員による厳正な審査によって、最優秀賞と各種企業賞を決定しました。その結果、最優秀賞2チームと、4つの企業賞に3チームが選ばれました。受賞チームの詳細は下記の通りです。

■最優秀賞
・ Nawgati (BITS Pilani)
・ Valerio Electric (BITS Pilani)

■企業賞
・   バイタルリード賞:UW-Tracking(広島大学)
・   中電技術コンサルタント賞:UW-Tracking(広島大学)
・   復建調査設計賞:グッドブレース(広島大学)
・   NASSCOM賞:Valerio Electric (BITS Pilani)
  副賞:インド・バンガロールにある同協会のインキュベーションセンターのスペース利用権3カ月分の提供

■その他
・   NASSCOMからUW-Trackingへ、インド・バンガロールにある同協会のインキュベーションセンターの
  スペース利用権3カ月分の提供

【審査】
■審査委員
・   SOSV Investments LLC HAX Tokyo ジェネラルマネージャー 渡邉 美樹 様
・   HAX Tokyo Director 岡島 康憲 様
・   HAX Tokyo Director 市村 慶信 様
・   PLIMES株式会社 代表取締役副社長 下柿元 智也 様
・   ビルラ技術科学大学ピラニ校 副学長 アールヤ・クマール 様
・   ビルラ技術科学大学ピラニ校テクノロジービジネスインキュベーター 所長 サチン・アールヤ 様
・   広島大学 産学学連携推進部スタートアップ推進部門 牧野 恵美 准教授
・   広島大学 学術・社会連携室共同研究講座 松浦 康之 講師

■企業賞審査委員
・   (株)バイタルリード 代表取締役 森山 昌幸 様
・   中電技術コンサルタント(株) 代表取締役常務執行役員 企画本部長 周藤 浩司 様
・   復建調査設計(株)  事業推進本部 副本部長 安達 誠 様
・   NASSCOM AI&IoT拠点長 ナヴラタン・カタリヤ 様

【出場チームの詳細】
広島大学
1.   グッドブレース:張思晋(先進理工系科学研究科)・中塚壮太(工学部)
建物の耐震性を向上させる新しい座屈拘束ブレースを始めとする最適な耐震技術を提供し、地震国の被害低減に貢献します。

2.   UW-Tracking:AlOlabi Reem・吉岡大誠(先進理工系科学研究科)
社会的・経済的に強い絆で結ばれたコミュニティ、地域社会をつくるためのプラットフォームを通じて、社会に貢献する無報酬の活動を推進し、それを可視化し、地域通貨インセンティブを与えることに挑戦しています。

3.   Profound Inc.:Kumar Deepak(工学研究科)・Naval Kishore Mehta・Prasad Shyam Sunder(インド中央電気電子工学研究所)
私たちのAIレストラン支援プロダクトは、飲食店経営者が最適なビジネスを構築し、料理の品質を維持しつつ、プロセスを最適化するために、時間、空間、労力の分析に関連する情報技術を提供します。

ビルラ技術科学大学ピラニ校(BITS Pilani)
4.   Wogi India: Prakhar Vaishnav, Akhilesh Gowrishetty, Amarnath Sreekara
公共施設、商業施設における新型コロナウイルス等感染症対策として、自己除菌型(新型コロナウイルスに汚染されていない)ボックスオフィスを製造し、インドの経済活動の再開を後押しします。

5.   Nawgati: Vaibhav Kaushik, Aalaap Nair, Abin Asokan, Navneeth P Sagar
迅速でシームレスな給油を実現するアプリによって、ドライブ経路の最適化、長距離ドライブ快適なドライブを実現、様々な特典を利用することで、長距離でも快適なドライブを可能にします。

6.   Valerio Electric: Sarthak Mahapatra, Nirav Bhandari, Moksh Grag
電気自動車をシームレスにビジネスに取り入れることを可能とする、電気自動車の充電インフラとして、ユニバーサル充電器(2輪、3輪、4輪用)、電気自動車ユーザー向けモバイルアプリ、施設向けスマートダッシュボードなどの技術を提供します。

審査結果発表の様子

ピッチ質疑応答の様子

企業賞授与の様子

【お問合せ先】
広島大学 国際リンケージ型学位プログラム https://ildp.hiroshima-u.ac.jp/
ILDP事務室
Email: ildp-program*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)
Tel: 082-424-6954


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